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【岡山城東高校】全国高校生フォーラム文部科学大臣賞を受賞した生徒が県教育長を表敬訪問しました

 県立岡山城東高校では、グローバル社会で活躍し、その発展に貢献する人材(城東型グローバル・リーダー)の育成を目指しています。その岡山城東高校の2年生5名のチームが、2023年度 全国高校生フォーラムに参加し、全109校の中で最も優秀な発表を行なった1校に贈られる、「文部科学大臣賞」を受賞しました。ここまで積み重ねてきた探究活動の成果とともに、高校生活の中で磨いてきた英語によるコミュニケーション能力が存分に発揮された結果でしょう。

 1月9日、5名のうち3名の生徒が県庁を訪れ、鍵本芳明県教育長に文部科学大臣賞の受賞を報告しました。「大勢の人の前で発表する機会はとても貴重で、よい経験をすることができた」「プレゼン後の質疑応答を通して自分たちの研究を更に見つめ直すことができた」「他校生徒の研究テーマやプレゼンの流れなど研究に生かしたいと思えることがたくさん見つかった」など、賞の受賞に加え、とても充実した経験ができたことを語ってくれました。

 発表テーマは「日本の英語教育と狭まる私たちの未来」です。実際のプレゼンをこの日も披露してくれました。プレゼンは全て英語で行います。

 フォーラム当日は、プレゼン後の質疑応答や生徒同士のコミュニケーションも、全て英語で行ったということです。

 鍵本教育長からは、「英語によるコミュニケーション能力はもちろんのこと、課題設定の的確さや根拠の説明、課題解決に向けた取組の面白さが評価されたのだろうと思う。ぜひ今回の経験を、今後に生かしていってほしい」と激励の言葉がありました。

 懇談の場では、生徒たちの取組に対して質疑応答が交わされました。今回の研究では、英語とは別に母国語を持っている国という共通点から、また、学類研修(修学旅行)で韓国を訪れた際に、英語で交流をした経験もあるという実体験も踏まえ、韓国の教育との比較をしていました。授業時数、授業のスタイルの違いなどを研究するうち、英語でアウトプットする機会の差が英語によるコミュニケーション能力の差に表れているのではという仮説をもちました。

 そこでアウトプットの機会をつくろうと、5つの企画を実施。その企画に参加してくれた生徒からは、ポジティブな意見を多くもらえたとのことで、手応えを感じたといいます。

 この日も、自分たちの意見を堂々と述べる姿が素晴らしかったです。

 みんなで記念写真です。素晴らしい活躍、本当におめでとうございます!