【高松農業高校】高農の米が日本一!お米甲子園で最高金賞を受賞しました
県立高松農業高校 農業科学科の作物専攻では、おいしいお米づくりに取り組んでいます。その作物専攻の生徒たちが育てたお米が、「全国農業高校 お米甲子園2023」で、最高金賞に輝きました。
「お米甲子園」には、全国の農業高校76校から201の出品があり、高松農業高校のお米は、一次、二次の審査を経て最終審査の15校にノミネート。12月2日に新潟県で開催された最終審査における、米・食味鑑定士20名による官能検査で最多得票の17票を得て、見事、最高金賞を受賞しました。
お米甲子園では、平成24年度以降挑戦を続けており、金賞を4回、特別優秀賞を3回受賞してきていましたが、ついに日本一となる「最高金賞」を得ました。これまで取り組んできた先輩たちにとっても、嬉しいニュースとなりました。
このお米づくりにあたって生徒たちが取り組んだのが、「ヘの字型稲作」。良食味の米づくり、サスティナブルかつ低コストの米づくりとして、3年前から実施しているそうです。追肥の時期の見極めと水の管理に細心の注意を払い、進めていきました。また、スマート農業の一環で、追肥はドローンで行いました。
受賞の知らせを聞いたときには「びっくり」「信じられなかった」と、まずは驚いたそうです。今は実感も湧き、嬉しそうにインタビューに答えてくれました。
ちなみに、チラリと見えている「全農賞」は、JA全農から贈られた最高金賞の副賞だそうです。開催地新潟県のにいがた和牛のすき焼き肉などがもらえるとのことで、今から待ち遠しいと笑いながら話してくれました。
今回の最高金賞を機に、これまでの学校での学びを振り返ってもらった際の生徒のコメントです。
最高金賞の受賞、そしてここまでの過程の中で得られたものを、今後の舞台でも大いにいかして、活躍していってほしいと思います。