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【岡山東商業高校】「公共交通サービス🚌🚃」問題を高校生が考える✨
みなさん、
日々の生活の中で、
路線バス🚌、高速バス🚌💨、路面電車🚃を利用されていますか❓
バスや電車の「公共交通サービス」を利用する中で、
「こんなサービスがあったら良いな✨」、
「こんな場面で困るな💦」
などと、感じたことはありませんか❓
また、最近の「公共交通サービス」業界は、
そもそも、サービス自体を利用する人が減ったり⬇、
働き手が不足していたり💦、
さまざまな問題に直面しています。
そんな中、
地域密着企業の「両備グループ」から、
「岡山東商業高校」のビジネス創造科3年生の生徒たちに、「公共交通サービスの課題解決」という研究テーマが提示されました。
2学期から、
ビジネス創造科の5クラスの生徒たちは、
各クラスごとに、いくつかのグループに分かれて、
「公共交通サービス」が直面している「需要の減少」や「人手不足」といった地域の課題解決について研究し、12月に、それぞれのクラスで、プレゼンテーションを行いました。
そして、1月15日、
各クラスから選抜された5つのグループの生徒たちが、最終プレゼンテーションを行いました✨
これから、
5つのグループのプレゼンテーションを、順番に紹介していきます。
当日、スライドで、
3年2組から6組までの、5クラスの生徒たちが発表した内容を、資料とともに紹介します✨
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3年生の生徒たち✨
各クラスから選抜された5つのグループが、
プレゼンテーションを行います😀
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とても真剣な表情で、
生徒たちの
プレゼンテーションに耳を傾けます✨
【グループ①】
3年2組「路線バスの需要減少解決について」🚌
まず、
トップバッターの3年2組の生徒たちがプレゼンテーションをします🎤
テーマは、
「路線バスの需要減少解決について」です✨
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路線バスの需要減少解決について、
プレゼンテーションをする
3年2組の生徒たち😀
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生徒たちのプレゼンテーションが始まりました✨
トップバッターの3年2組の生徒たちが考える、
「路線バスの需要減少解決方法」とは・・・❓
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どのようにすれば、需要を増加させることができるのでしょうか🚌
みんなで出し合ったアイデアをプレゼンテーションします🎤
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プレゼンテーションをします😀
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観光客の利用率は15%です💦
生徒たちは、この利用率を、
15%→30%以上に増加させたいと考えました💡
これが、生徒たちが考える、
路線バスの理想の姿です✨
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一体どのようなものなのか❓」について、
アンケートを取りました💡
その結果、
「交通機関のサービスがよくない」ということが
不満につながる大きな要因であることを突き止めました。
よって、宿泊観光旅行の際に、
不満を感じることなく、
楽しんでもらうためには、
「交通機関のサービスを良くする」ということが
重要だという答えが導かれました😀
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「交通機関のサービスを良くする」ことにつながる答えとして、
「スタンプラリー付きバス乗り放題券」
を作るというアイデアを思いつきました。
「ポイント💡」
宿泊を伴う観光旅行をする際に、たくさんの人が「交通機関のサービスが良くない」ことで不満を感じている。
交通機関の中には、路線バスも含まれている。
近年、路線バスの需要が減少している要因のひとつとして、サービスが良くないことが挙げられるのではないかと考えた。
観光客が宿泊観光旅行をする際に、不満を感じることなく、楽しんでもらうために、「スタンプラリー付きバス乗り放題券」があったら良いのではと考えた。
そこから、観光客の利用率アップにつながることを目指している。
(「スタンプラリー付きバス乗り放題券」
価格:2500円、期間:3日間、区間:両備バスが通っている路線)
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岡山県を訪れた観光客が宿泊観光旅行をする際に、
「スタンプラリー付きバス乗り放題券」があったら・・・✨
現状の観光客の路線バス利用率15%から、
理想の30%に近づけるための足がかりとなるかも知れませんね💡
誰もがワクワクするようなアイデアを思いつきましたね💡
プレゼンテーションは、続きます😀
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「スタンプラリー付きバス乗り放題券」、
すなわち
「両備スタンプラリー」って、
具体的にどんなサービス❓
その内容がとても気になります😉
「スタンプラリー」で巡る場所の候補として、
岡山県内の魅力的な観光地がたくさん
あがっていますね😀
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両備グループが実施した過去の取り組みとして、
「運賃無料DAY」がありました。
こちらは、
今回考えた「スタンプラリー付きバス乗り放題券」と同様に、
利用者にとってのより良いサービスを目指すものでした🚌
「運賃無料DAY」の実施日には、
当日の利用者が普段の2倍以上になりました✨
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この取り組みをきっかけとして、
普段、あまりバスを利用しない人も、
利用する回数が増えて、
さらに、
バスが運行している経路上に存在する、
大規模商業施設の入店者数もアップしたことが分かりました😲
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利用者にとって、
お得なサービスを行うことで、
「利用者数のアップ」や、
「周辺の大規模商業施設の入店者数のアップ」
にもつながるということが分かりました💡
すなわち、
「運賃無料DAY」に似た、
利用者にとってのお得なサービスである
「スタンプラリー付きバス乗り放題券」を作ることは、
観光客の利用率アップにつながると
仮説を立てました😀
「ポイント💡」
過去に、両備グループで実施された「運賃無料DAY」という取り組みでは、当日の利用者数が2倍以上となった。
そこからさらに、この取り組みをきっかけとして、普段、あまりバスを利用しない人も利用する回数が増えて、バスが運行している経路上に存在する大規模商業施設の入店者数もアップしたことが分かった。
利用者にとっての「お得なサービス」を行うことは、利用者数のアップにつながる。
→岡山県内の観光地を巡る「スタンプラリー付きバス乗り放題券」という、観光客にとってのお得なサービスを作って、観光客の増加を目指す。
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「お得なサービス」があったら、
ぜひ利用したいですよね🚌
さて、
「スタンプラリー付きバス乗り放題券」の「両備スタンプラリー」で、路線バスの利用者がスタンプを貯めたら、一体どうなるのでしょうか😀
とても気になる所です💡
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どんな、お得なサービスがあるのでしょうか❓
【スタンプを全て貯めたケース】
岡山県の名産品である「きび団子」、
【スタンプを全部貯められなかったケース】
両備の会社のロゴや図柄が入った「ボールペン」
がもらえる企画です🎁
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それぞれのバス停🚌
【スタンプを貯めた後の景品を受け取る場所】として、
「杜の街グレース」
を提案しました😀
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「両備スタンプラリー」ですが、
その知名度をアップする方法とは、
一体・・・❓
→テレビCMや、
Instagram、
TikTokなどのSNSで周知します✨
プレゼンテーションの最後に、
3年2組の生徒たちからみなさんへ、こんな質問がありました。
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3年2組の生徒たちから、
みなさんに質問です💡
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岡山県を訪れたら・・・💡、
「スタンプラリー付きバス乗り放題券」、
すなわち、
「両備スタンプラリー」を利用しますか❓
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それぞれ考えてみましょうか✨
当日、
プレゼンテーションが行われた会場でも、
元気に手が上がりました✋
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3年2組の生徒たちが考えた、
「両備スタンプラリー」に
賛同されたようですね😀
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3年2組の生徒たち
(一列目と二列目)は、
トップバッターで頑張りました😀
プレゼンテーション終了後、
3年2組の足立 哉斗(あだち かなと)さんに、お話を聞いてみました🎤
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足立 哉斗(あだち かなと)さんです✨
グループを代表して、
インタビューに答えてくれました🎤
【足立さん😄】
今回のプレゼンテーションは、同じグループの5人全員で取り組みました。
2学期が始まった9月頃から、準備を始めました。
現在、路線バスの運賃は、電車の運賃に比較して高い状況です。
高校生の私からしてみれば、100円台の差でも、少し高く感じてしまいます。
そこが「路線バスの課題」だと思います。
観光地は、もともと、観光客に来てもらうことをメインに考えられていると思うので、観光客のみなさんに、まずは、路線バスの存在を広めて知っていただくことが大切だと思います。
岡山県内の観光地に、岡山県民以外の観光客のみなさんに訪れていただけたら、岡山県全体も賑わいますし、路線バスの利用率も上がるのではないかと思います。
観光客ではなく、岡山県内に住んでいる私(取材をした者)ですが、もし、このような「スタンプラリー付きバス乗り放題券」があったら、とても楽しそうなので、ぜひ利用してみたいと思いました😉
【グループ②】
3年3組🏫「公共交通サービスの課題解決について考える。」🚌
次は、
3年3組の生徒たちが、
「公共交通サービスの課題解決について考える。」というテーマで、プレゼンテーションをします✨
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3年3組の生徒たちが、
プレゼンテーションをします😀
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「公共交通サービスの課題解決について考える。」です✨
3年3組の生徒たちは、
どのような課題について、
プレゼンテーションをするのでしょうか😀
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路線バス業界の
高齢化が進んでいる「現在の姿」と、
運転手の人数を増やして、
1人当たりの労働負担を減らしたいという
「理想の姿」について分析をしました🚌
次に、
「現在の姿」と「理想の姿」のギャップを埋めて、
「理想の姿」に近づけるために、
高校生を対象とした「体験型講座」を実施することを
提案しました✨
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岡山東商業高校3年生の320人に
アンケートを取った所📃、
「路線バスの運転手の仕事に興味がある」という高校生が、
かなりの少数であるという、
衝撃の結果が判明しました💦
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「なぜ、バスの運転手になりたくないのか❓」について、
具体的に質問してみました💡
今の所、
マイナスなイメージをいだく生徒たちが多いようです💦
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真剣に聞き入る大人たちの様子です。
「ポイント💡」
バスの運転手の「現実の姿」は、高齢化が進んでいて、業界全体として、人手不足の状況である。
「理想の姿」は、バスの運転手として勤務する人が今よりもっと増えて、1人当たりの労働負担を軽減することである。
「現実の姿」と「理想の姿」のギャップを埋めるために、若者のバスの運転手を増やせば良いのでは?と考えた。
そこで、3年生の生徒たちにアンケートを取って、バスの運転手の仕事に対するイメージについて調査をした。
その結果、マイナスイメージをいだく生徒が多かったため、実際にバスの運転手として勤務する方からお話を聞く「体験型講座」の実施を提案した。
プレゼンテーションは、続きます。
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多くの乗客の大切な命を預かっており、
自分自身の身体のケアも、とても大切です。
バスの安全な運行を確保するために
バスの運転手の勤務については、
「拘束時間」「運転時間」「休息時間」などについて、
法律で細かく規制されています。
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若い世代に知ってもらうために、
実際に、
バスの運転手として
勤務されている方たちからお話を聞く、
「体験型講座」の実施を提案しました✨
「体験型講座」で、実際にバスの運転手として勤務されている方からお話を聞けば、それまでにいだいていたマイナスイメージが払拭されて、プラスイメージに転換するかも知れませんね。
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3年生の生徒たちに、
「進路決定時期」についてのアンケートを取りました✨
2年生の前期、
つまり、夏休み以降の時期に決定する人が多いようですね😲
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進路を決定する時期が一番多い
2年生の1学期以降に、
「体験型講座」を実施する提案をしました✨
「体験型講座」に参加した結果、
バスの運転手という仕事が、
進路の選択肢に入るという流れができると良いですね🚌
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そのギャップを埋めるためのアイデアを考えるという課題研究は、
将来にも役に立ちそうです😀
「ポイント💡」
バスの運転手の仕事に就いている方たちは、多くの乗客の命を預かる大切な仕事である。
乗客の安全を確保するため、「拘束時間」「運転時間」「休息時間」などの規制の遵守が義務づけられている。
よって、無理な勤務を強いられることは無い。
しかし現在、高校生たちは、バスの運転手の仕事内容について、マイナスイメージをいだいているようだ。
そこで、「バスの運転手の仕事内容」や「やりがい」についての正しい情報を、生徒たちに知ってもらうため、実際に勤務しているバスの運転手を講師に迎え、「体験型講座」を実施する。
講座の実施時期は、進路を決定する生徒が最も多い「2年生の1学期以降」とする。
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正しい情報を知ることは、
とても大切なことですね😀
実際に、バスの運転手として勤務されている方が、
直接、進路決定する時期の生徒たちにお話をする「体験型講座」とは、とても画期的なアイデアですね。
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3年3組の生徒たち
(一列目と二列目)です😀
達成感に満ちた表情をしていますね♬
プレゼンテーション終了後、
3年3組の林田 真采(はやしだ まこと)さんに、お話を聞いてみました🎤
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林田 真采(はやしだ まこと)さんです✨
グループを代表して、
インタビューに答えてくれました🎤
【林田さん😉】
今回の課題研究では、みんなでどんな課題を研究するかについて、いろいろ案を考えてみましたが、理想だけを追わずに、現実的にできるかどうかが大切だと思いました。
今回、私たちが考えた「体験型講座」は、実施するための費用もそんなにかからないと思うので、講座を実施する場所を提供する高校が了承してくれれば、現実的に、講座は実施できるかなと思いました。
【グループ③】
3年4組「需要の減少 高速バス」🚌💨
3年4組の生徒たちが、
「需要の減少 高速バス」というテーマで、プレゼンテーションをします✨
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さて、どんなプレゼンテーションになるのでしょうか❓
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みんなで、
アイデアを出し合いました😉
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例えば、
ソファやyogibo(枕としても使用可能なビーズクッション)
などのクッション素材を設置したり、
バスの後方にジュースサーバーを設置したり😀
シニア、幼児、障がいのある方の割引制度を導入したり🎫
さまざまなアイデアについて、
プレゼンテーションをします✨
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バスの乗客席に、
カラフルなソファやyogiboなどが置かれ、
後方にジュースサーバーが用意されています🍹
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プレゼンテーションをします✨
【ポイント💡】
近年、需要が減少している高速バスで、
・若い人たちに、もっと利用してもらったり、
・今よりもっと手軽に利用できたり、
・高速バスに乗っている時間を快適にしたりするために、さまざまなアイデアを考えました💡
具体的な例としては、
・バスの内壁に沿って固定させたソファやyogibo、バスの後方にジュースサーバーなどを用意し、移動中をより快適に過ごす工夫をする。
・ソファやyogiboを配置する場所を工夫すれば、バス車内に空間を確保できるため、車椅子を利用されている方も利用しやすくなる。
睡眠を取りながら、長時間の移動をしたり、水分補給をしたりすることも多い高速バスで、このような便利なグッズがあれば、とても嬉しいですね♬
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3年4組の生徒たち
(一列目と二列目)です✨
みんな、爽やかな笑顔です😀
プレゼンテーション終了後、
3年4組の重光 泰志(しげみつ たいし)さんに、お話を聞いてみました🎤
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重光 泰志(しげみつ たいし)さんです✨
グループを代表して、
インタビューに答えてくれました🎤
【重光さん😃】
バスや電車などの公共交通サービスの需要が減少しているのは知っていましたが、一番、私たちが利用する機会が少ない高速バスについて研究するのが面白いかなと思い、研究しました。
以前に一度、福岡市まで、友人と高速バスを利用したことがありましたが、移動時間が長く、しんどかったです。
今回のプレゼンテーションでは、みんなでソファやyogibo設置というアイデアを思いつきましたが、移動中は、快適に眠ることを前提とした高速バスであってほしいと思いました。
高速バスの内装を魅力的にすれば、写真を撮影しても、とても映えます。
なので、若い方たちや、お子様と一緒のご家族などが利用してくれるのではないかと考えました。
今回の課題研究は9月から始まりました。
課題に取り組む期間も長く、自分たちでゼロから調べて取り組んだので、みんなでチャレンジしてみて、とても楽しかったです。
実は、春から、会社に就職する予定です。
いつか、その会社で、商品開発に携わりたいという思いがあります。
今回のプレゼンテーションでは、需要と供給について考えて研究しました。
この経験が、将来の夢に生かせそうだと思っています。
いつか、需要と供給がマッチした商品づくりにチャレンジしたいです。
自分たちの経験も踏まえて、
需要と供給について考えるとは、素晴らしいですね✨
【グループ④】
3年5組「公共交通業者が直面している需要の減少 対象交通機関は路線バス」🚌
3年5組のグループが、
「公共交通業者が直面している需要の減少 対象交通機関は路線バス」というテーマで、プレゼンテーションをします✨
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路線バスについての
プレゼンテーションをします😀
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「公共交通業者が直面している需要の減少 対象交通機関は路線バス」です✨
生徒たちの手書きの文字で作成した資料は、
ほっこりとしていて、
良い味がありますね😉
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「たくさんの人に使ってもらえる路線バスを目指そう!!」です😄
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グループのみんなで、仮説を立ててみました💡
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「料金を市内で均一にする」ことと、
仮説③
「両替をしなくても、おつりが返ってくるようにする」ことについて、
具体的な案を考えました💡
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バス停間の距離にあるのではないか?」
という仮説を立てて、
次に「バス停を増やす」ことを考え、
自宅からバス停までの距離について、
アンケートを実施しました🔍
3年5組の生徒たちのプレゼンテーションを聞く、
大人たちの様子です✨
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耳を傾けながら、
熱心にメモを取る方もおられました📔
岡山市の都市整備局 都市・交通部 交通政策課からも、
2名の方が参加していました。
プレゼンテーションは、続きます。
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自宅からバス停までの距離が5分未満だと、
アンケート結果に大きな差はなく、
10分以上の距離がある人たちの半数以上は、
「現状よりもっと近くにバス停があったら良い」
と考えていることが判明しました🔍
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そこで、
実際のバス停間の距離について調べてみました💡
グループのみんなで想定していた距離より、
かなり短距離の間隔で、
すでにバス停が設置されていることが分かりました🚌
なので、
たくさんの人に使ってもらえる路線バスを目指すために、
「バス停を増やす」という方法は有効ではないことが分かりました💦
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というアンケートも取りました🚌
全部で90件以上の回答がありましたが、
両替に関する回答が、
その半数を占めていました💡
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両替に関する問題を解決するために、
短距離であっても、
長距離であっても、
「市内全域で、バス料金を統一する」ことを提案しました😄
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研究した結果、
たくさんの人に使ってもらえる路線バスを目指すためには、
3つ立てた仮説のうち、
②と③が有効なのではないかという結論が導かれました😉
【ポイント💡】
たくさんの人に使ってもらえる路線バスを目指すためには、
3つ立てた仮説のうち、
②「料金を市内で均一にする」ことと、
③「両替をしなくても、お釣りが出るようにする」ことが、
有効なのではないか、
そうすれば、利用者の増加につながるのでは✨
という結果が導かれました😉
料金が市内で均一であれば、
バスの前方にある料金表を確認しなくても良さそうですね。
確かに、混み合ったバスで両替が必要になった時に困った経験があります。
困ったことがあれば、柔軟な発想で、多角的な面から検証してみることが大切ですね。
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3年5組の生徒たちです✨
9月からみんなで研究した結果について、
発表しました🎤
プレゼンテーションをした、
3年5組のみなさんに、お話を聞いてみました🎤
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(写真前列左)羽場 友香(はば ゆうか)さん、
(前列右)石井 ちか(いしい ちか)さん、
(後列左)青江 遙南(あおえ はるな)さん、
(後列右)北岡 心結(きたおか みゆ)さんです😄
【グループのみなさんからのお話です😊】
路線バスに乗車した時に、両替をしたくても、遠慮してなかなか両替機の場所まで行くことが出来ません。
料金が表示されている、バスの前方のモニターも見えにくいので、料金を確認するのが大変です。
例えば、市内全域でバスの料金を統一するのであれば、300円から350円の間ぐらいの料金ですと、ありがたいです。
今回のプレゼンテーションの準備にあたって、市のサイトや、バス会社のサイトなどを見比べて調べたので、準備がなかなか大変でした。
バスの料金が統一されていたら、両替や確認の必要はなく、とても分かりやすいと思います。
もし実現したら、ぜひ、今よりもっと、路線バスを利用したいなと思います。
みなさんに、
今回のプレゼンテーションが、将来、どんなことに生かせそうかについて、お話を聞いてみました💡
【グループのみなさんからのお話です😊】
今回のプレゼンテーションでは、ひとつのテーマについて、みんなで調べてまとめたり、みんなの前で発表したりするという、貴重な経験をしました。
将来の、それぞれの進路では、
・論文を書いたり、発表したりする機会や、
・数字を取り扱ったり、研究した結果をまとめたりする機会、
・グループワークで、それぞれの研究を持ち寄ってまとめたり、みんなで意見を出し合ったりする機会
があるので、
今回のプレゼンテーションの経験と共通する場面があります。
なので、将来、この経験が生かせると思います。
【グループ⑤】
3年6組「公共交通サービスの課題解決について考える。」🚌
いよいよ、最後のプレゼンテーションです。
3年6組の生徒たちが、
「公共交通サービスの課題解決について考える。」というテーマで、プレゼンテーションをします✨
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当日は、
3年2組から6組の5クラスの生徒たちが、
プレゼンテーションをしましたが、
こちらで最後になります😀
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「公共交通サービスの課題解決について考える。」です✨
3人でプレゼンテーションをします😀
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みんなで取り組むことにしたのは、
「路線バスの人手不足」についてです💡
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「理想の姿」と「現状の姿」を比較しました💡
理想と現実のギャップを埋めて、
現状の課題を解決するためには、
路線バスの女性ドライバーを増やして、
バス業界全体を活性化させる
ことが必要だと考えました🚌
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「男性バスドライバー」と「女性バスドライバー」
の人数の割合を調べました🔍
圧倒的に男性の比率が高いですね🚌
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なぜ、女性ドライバーの割合が極端に少ないのかについて、
検証しました💡
3つの理由を考えましたが、
その中で特に、
「仕事と家庭との両立が難しい」という理由が、
一番影響しているのでは?と考えました🔍
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という、女性にとっての大きな課題を解決するためには、
どうしたら良いでしょうか❓
みんなで考えた結果、
「女性ドライバーが働きやすい環境を確保しよう」
というアイデアを思いつきました😀
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「バス運転手が不足 問題解決のカギは新卒と女性」
(Impress Watch)
のホームページより引用したものです。
女性のバスドライバーが少ない理由として、
さまざまな理由が挙げられています💡
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「バス運転手に女性が少ないのはなぜ?知られざる理由について解説」
(日本運転手求人センター)
のホームページより引用しています。
今回の課題を研究する上で、
とても貴重な情報です。
t
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女性のバスドライバーを採用しており、
会社内での女性のバスドライバーの比率が高い
「相鉄バス株式会社」という会社があります。
女性バスドライバーを
増やす取り組みを始めたきっかけ・経緯について、
調べてみました😀
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バスドライバーの求人の際に、
そもそも女性が含まれていなかったり、
勤務時間や仕事内容から、
家族からの理解を得ることが難しかったり・・・💦
女性バスドライバーを増やすには、
いろいろなハードルを超える必要があるようです😥
そこで・・・❕❕❕
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「女性バスドライバーは、10時から15時までの間のみ勤務する」
という取り組み、
名付けて「マザータイム」を提案しました😲😲😲
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プレゼンテーションをする、
3年6組の生徒たち✨
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「マザータイム」の時間帯には、
一体、どんな取り組みを行うのでしょうか❓
1つめの取り組みとして、
女性バスドライバーがバスを運行する時には、
周囲に
「女性バスドライバーが運行していること」を知らせるため、
ピンク色の外装のバスにすることを考えました🚌
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毎年10月に、
ピンクリボンをつけたバスを走らせ、
女性の活動を促進させる運動を実施することを提案しました💡
「ピンクリボン運動」とは、
乳がんの正しい知識を普及させることと、
乳がん検診の早期受診を推進することを目的とした、
世界規模の啓発キャンペーンのことです🎀
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ファミリー割引を行うことを考えました💡
小学生以下の子どもを連れているお母さんが、
マザータイムの時間帯に、
バスに乗車する際には、
お母さんも、子どもも、
運賃を30円割引するという提案です🚌
【ポイント💡】
「人手不足」という「公共交通サービス」の課題を解決するためには、女性ドライバーを増やして、バス業界全体を活性化させることが有効なのではと考えた。
女性ドライバーを採用した後は、10時から15時までの時間帯を「マザータイム」として、女性ドライバーがバスを運行する。
「マザータイム」の時間帯で行う取り組みは、次の3点。
①ピンク色のバスで運行する。
②毎年10月に、ピンクリボンをつけたバスを運行し、「ピンクリボン運動」の周知をはかる。
③子どもを連れたお母さん限定で、お母さんも、子どもも、バス運賃を30円割引する。
「マザータイム」とは、新しい発想ですね✨
女性バスドライバーが働きやすい環境をつくるために、生徒たちがみんなで考えました。
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3年6組のグループの生徒たちです✨
新しい発想の「マザータイム」について、発表しました😀
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(写真左から)
守本 莉子(もりもと りこ)さん、
河田 実桜(かわだ みお)さん、
谷 柚葉(たに ゆずは)さんです✨
【グループのみなさんからのお話です😊】
グループで研究する課題について考えていた時に、
商業科の平松先生が、
「公共交通サービスの業界で、お母さんが働ける場所や時間を作ってみるのはどうかな?」
というアドバイスをくれたので、このアイデアを思いついて、みんなで研究をしました。
その後、研究を進めましたが、やっぱり、男性のバスドライバーが多いバス業界の中で、女性が活躍できる場所や時間を作るというのは、なかなか難しかったです。
でも、女性が運行するバスの色をピンクに変えたり、ピンクリボンをバスにつけて、分かりやすくしたりすることで、バス業界の中で、女性が働きやすくなるのでは?と思いました。
みんなで研究するのは、大変な面もありましたが、本当に、研究からプレゼンテーションまでの全部が楽しかったです!
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岡山東商業高校 商業科主任の
平松 知之(ひらまつ ともゆき)先生です😄
今回の生徒たちのプレゼンテーションの司会をつとめました🎤
【平松先生からのお話です】
そもそもの今回の課題研究が決まった経緯について、お話をします。
まず、昨年の7月頃、本校より両備グループへ、高校生がアイデアを出すことのできる「地域課題」について、何か提示していただくよう、お願いをしました。
その結果「公共交通サービス」というテーマをいただきました。
具体的には、「路線バス」「高速バス」「路面電車」の需要が減少しているので、その減少を止める対策、もしくは、運転手の不足を解決する対策について、生徒たちにアイデアを出してほしいとのお話でした。
それを受けて、本校の生徒たちは、2学期が始まった9月から、本格的に研究テーマの課題研究を始めました。
生徒たちが課題研究をする際には、「公共交通サービス」の「現状の姿」と「理想の姿」について考えさせて、そのギャップが課題となることを提案しました。
その課題を解決するために、それぞれのグループで仮説を立てて検証するという流れで、今回のプレゼンテーションの準備を進めました。
☆両備グループの方たちからの講評🚌🚃
5クラスのプレゼンテーション終了後、
参加した「両備グループ」の方たちより、講評をいただきました。
まずは、
両備ホールディングス株式会社
両備経営サポートカンパニー
取締役常務執行役員
人財本部 本部長の
山田 昌治(やまだ まさはる)さんからの講評を紹介します。
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プレゼンテーションの講評をいただきました。
【山田 昌治さんからの講評です】
両備グループの山田です。
みなさん、非常に素晴らしい発表だったと思います。
私が感心したのは、生徒さんたちのプレゼンテーションの手法です。
「まずは、公共交通サービスの現状を調べて、次に、仮説を立てる。
そして、その仮説が事実であるかについて、検証する。
最後に、アンケート形式で、みなさんの意見を聞く。」
この手法は、素晴らしいと思います。
みなさんのプレゼンテーションの中で、バスの運転手という仕事について、マイナスイメージをいだいている生徒さんが多いというアンケート結果がありました。
これは、私たちにとって衝撃的な結果でした。
ですが、実際にバスの運転手として勤務している人の「体験型講座」を実施して、そのイメージを払拭したい、実際にはそうでは無いのだということを周知したいという提言をいただきました。
今後、ぜひ、2年生の生徒さんに向けて、「体験型講座」を実施したいと思います。
また、公共交通サービスの現状として、女性ドライバーが少ないというのは事実です。
公共交通サービスの業界は、現在、男性が多い職場というイメージが強いかなと思います。
しかし、ドライバーという仕事は、男性だけではなく、女性の方にも出来る仕事だと思っています。
実は、過去に、女性ドライバーを採用した実績もあります。
女性ドライバーの積極的な採用は、今後もぜひ、前に進めていきたい取り組みだと思います。
生徒さんの貴重な生の声が聞けたり、生徒さんの立場から、このような提言をいただけたりしたのは、非常にありがたいと思います。
今日いただいたアイデアの中で、何かひとつでも実行できたら良いかなと思います。
公共交通サービスがかかえる課題は、まだまだ多いです。
今回は、限られた時間内でのプレゼンテーションでしたが、まだまだ、課題を深堀りして、いろいろな分析をして深めていかなければと感じました。
今日は、本当にありがとうございました。
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真剣に耳を傾ける生徒たち✨
次に、
岡山電気軌道株式会社
常務取締役
自動車事業本部 本部長
大林 玲嗣(おおばやし れいじ)さんからの講評を紹介します。
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大林 玲嗣さんからの講評です。
【大林 玲嗣さんからの講評です。】
両備グループの大林です。
今日は、本当にありがとうございました。
公共交通サービスの業界に長らく在籍しておりますと、知らず知らずのうちに、固定観念に縛られていることがあります。
一方で「ここは、頑張っていこう」と思う分野と、その一方で「ここは、あきらめよう」と思う分野があったりします。
その中で、若い生徒さんたちの「ぶっ飛んだ発想」に触れると、刺激になりましたし、とても楽しかったです。
今日のプレゼンテーションの中で、高速バスの床をフラット(平坦)にして、クッションを置くという発想がありました。
私が新入社員だった頃に、移動中に、眠りながら、高速バスを利用した経験がありますが、そのことを思い出しました。
今回のプレゼンテーションは、とても面白い発想だなと思いました。
また、今日は、生徒さんたちが描いている、バスドライバーに対するイメージについて知ることができました。
みなさんに、これからはもっと、バスを運行することの楽しさを分かっていただいて、公共交通サービス業界で活躍していただけたら、と思います。
私たちの会社に、みなさんのような若い方たちが入社していただいて、いろいろと助けてもらえると、仕事がとても良い方向に回っていきます。
今日のプレゼンテーションにもありましたが、会社で勤務する人が増えると、一人当たりの労働時間が減ります。まさに、その通りです。
公共交通サービスの業界にも、まだまだ、やれることがたくさんあります。
それから、両替のお話もありました。
実は現在、岡山市のバス事業者と岡山市が協力して、いろいろな施策にチャレンジしている所です。
バスの運賃のキャッシュレス化も、ぜひとも、施策として進めていきたいと思います。
今日のプレゼンテーションの中にはありませんでしたが、生徒さんたちが考えてくれた中で、「地下バス(※注)」という発想があったようです。
「地下バス」が実現すれば、渋滞緩和にもなります。
渋滞が無ければ、バスの運転手の労働環境も、飛躍的に良くなります。
いつの日か、夢をひとつでも実現できたらなと思います。
今日は、本当に楽しかったです。ありがとうございました。
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笑顔で話を聞く生徒や、
真剣に耳を傾ける生徒もいます✨
【「地下バス(※注)」について】
さきほど、
大林さんの講評の中に出てきた「地下バス」についてですが、
実は、今回のプレゼンテーションには参加はしていないのですが、
12月に、
各クラスから1グループを選ぶ前の予選の段階で、
「地下バス」という斬新な発想についてプレゼンテーションをした、3年2組の生徒たちがいました。
とても面白い内容ですので、ここで特別に紹介します😀
【番外編】
3年2組「公共交通サービスの課題解決について考える。」🚌
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課題を解決するために、
4名で研究をしました🔍
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「現状の姿」と「理想の姿」について比較してみます💡
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どんなことが考えられるでしょうか❓
路線バスの「現状の姿」は、
車でも代用できてしまうので、
需要が減少しているのではないかと検証しました💦
「理想の姿」は、車で代用できないような、
路線バスだけの強みを作って、
もっと路線バスの需要を増加させようと考えました😀
プレゼンテーションは、続きます✨
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生徒たちは、なんと😲😲😲
斬新なアイデアを思いつきました✨
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「地下鉄」はお馴染みの言葉で、よく耳にしますが、
「地下バス」とは初めて聞く、斬新なパワーワードですね🚌🚌
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どれくらいの費用がかかりそうなのか、
検証してみました💡
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初めての試みのようなので、
「地下鉄」の費用を参考にしました🚃💨
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【移動距離】40キロで、
【建設費用】1兆3, 574円の費用がかかったようです🚃💨
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「人件費」「土地代」「工事費」などの
莫大な費用がかかることが想定されます💦
生徒たちは、
その財源を「建設国債」や「自治体の援助」「寄附金の募集」などで
まかなうことを考えました💡
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「地下バス」が走る経路として、
どのようなルートを提案したのでしょうか🚌❓
人が密集するエリアを中心として、
これから紹介する3つのルートを提案しました😀
起点はすべて、岡山駅の地下です。
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岡山駅から→→→岡山大学病院までの
全長約5キロのルートです🚌
途中で、
岡山南高校前のバス停も経由します✨
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岡山駅から→→→ジップアリーナ岡山までの
全長約5キロのルートです🚌
途中で、
フェアレーン岡山というボウリング場も経由する計画です✨
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岡山駅から→→→岡山県立美術館までの全長約3キロのルートです🚌
岡山県立美術館周辺は「城下」と呼ばれるエリアで、
徒歩圏内に、
「烏城」と呼ばれる「岡山城」や「後楽園」も位置しています✨
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生徒たちは、
前例がない「地下バス」という取り組みを
形にするのに試行錯誤したようです💦
もし「地下バス」が運用されたら、
そのインパクトから、
人々が興味や関心を示し、
結果として需要がアップすると考えました🚌💨
運用当初は小規模であっても、
未来の姿として、
いずれは、岡山から車とバスがなくなり、
交通機関はすべて「地下バス」になるのでは❓
という、生徒たちの大胆な予測で、
プレゼンテーションを締めくくりました🚌💨
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参考にしたサイトの紹介です。
【ポイント💡】
路線バスの「現状の姿」は、車でも代用できるのでは?
これからの「理想の姿」として、
・車で代用できないような、路線バスだけの強みを作れば、
・もっと路線バスの需要が増加するのではないか?
と考えを発展させた。
その結果、岡山駅の地下を起点とした3つのルートを走る「地下バス」のアイデアを提案した。
地下バスの建設には、莫大な費用がかかるため、その財源を、
・建設国債
・自治体の援助
・寄附金の募集
などでまかなうことを考えた。
なかなか斬新な発想ですね。
もし「地下バス」が運行されたら、
渋滞に巻き込まれることもないですし、
雨の日でも傘を差さずにバス停で待つことができますね。
こちらの「地下バス」も含めて、
今回のプレゼンテーションはとても素晴らしいものばかりでした。
さまざまな新しい発想に触れる中で、
私(取材をしている者)は、「固定観念」に縛られていることに気付かされました。
生徒のみなさんたちを見習って、
日々、もっと柔軟な発想で生活したら、
普段、何気なく目にしている景色が、
いつもの様子と違って、新鮮に見えてくるような気がします。
☆岡山県教育庁 高校教育課 西本指導主事からの講評🚌🚃
お話を、講評に戻します。
最後の講評として、
岡山県教育庁 高校教育課
指導主事(主幹)の
西本 文栄(にしもと ふみえ)さんからの講評を紹介します。
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西本指導主事です。
商業や情報の担当をしているので、
岡山東商業高校のプレゼンテーションに参加していました。
【西本さんからの講評です。】
みなさん、今日はお疲れ様でした。
今日のみなさんのプレゼンテーションの中に、公共交通サービスが直面している現状や理想のお話がありました。
まず、みなさんの頭の中に、
「こんなことができたら良いな」
「こんな風だったら良いのにな」
という理想のイメージがありますよね。
では、現状はどうなのかを考えてみます。
そして、その理想と現状のギャップを埋めるためには、どんな対策を考えたら良いのかということで、みなさんはそれぞれ対策を考えました。
今、「学校の学び」というのは、
・まず、課題を発見して、
・そこから、実験や検証をして、
・解決策を導いていく
ということが求められています。
今回の課題研究では、そういったことに、しっかりと取り組んでいたと思います。
よく聞くお話ですが、私も、みなさんへの希望として、
「高校を卒業しても、常に『課題意識』を持ってほしい」
という思いがあります。
春から、みなさんは、進学したり、就職したりと、さまざまな進路に進まれるかと思います。
その中で、毎日が、単調なルーティンワークで終わるのではなくて、
「これって、もしかしたら、こういう風にしたら、今より良くなるんじゃないかな?」
という『課題意識』を常に持って、過ごしていただけたらなと思います。
そして、みなさんが未来に向かって、さらに活躍してくれることを祈ります。今日は、ありがとうございました。
生徒たちの未来に向けて、
とてもためになる講評を、みなさんからいただきました。
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そして、みなさんからの講評と、
有意義な時間を過ごすことができました。
最後に、
岡山東商業高校の
森山 泰幸(もりやま やすゆき)校長より、お話を伺いました。
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笑顔で話してくれた、
岡山東商業高校の森山校長です。
【森山校長からのお話です。】
今回、生徒たちが研究する課題ですが、まちづくりという身近な課題が一番良いかなと思いました。
まちづくりに欠かせないのが、公共交通サービスです。
公共交通サービスは、近年、地域の課題となっているテーマです。
ですので、今回の生徒たちの課題研究のテーマとして、公共交通サービスを選択しました。
現在、両備グループと岡山市で協力して、5年間の計画で、公共交通サービスについてのいろいろな施策を考えられている所です。
そこで、若い人たち、例えば、高校生たちの意見を取り入れてみてはどうかなというお話がありました。
そういった流れの中で、本校の生徒たちは、今回の課題研究を行うことになりました。
今後も、本校では、公共交通サービスの課題も含めて、まちづくりという課題に向き合っていけたら良いなと思います。
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インタビューに応じてくれました。
【森山校長からのお話は、続きます。】
今年度(令和6年度)の本校のスローガンは、
「東魂!東商 創造×挑戦×情熱~高い志が道を拓く~」です。
この3年間は、コロナ禍で活動が制限されて、社会的な不安もあったかと思います。
そのような状況の中においても、本校のスローガンにあるように、生徒たちには、常に「挑戦」をしていってほしいですし、「今より前に一歩踏み出す勇気」を持ってほしいと思います。
岡山県内には、
今回ご紹介した「岡山東商業高校」を含めて、
さまざまな分野について学ぶことのできる、魅力的な学校がたくさんあります。
「おかやま県立高校情報ナビ」を、ぜひご覧ください!