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【邑久高校】学校独自の科目で「看護に関する特別授業」を実施しました!

 邑久高校では、普通科看護重視モデル選択の3年生を対象に、「看護医療研究」という学校独自の科目を実施して2年目になります。
             昨年度の取組はこちら
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 5月17日 今年度第1回目の出張講義が行われました。講師は、邑久高校と高大連携協定を結んでいる関西福祉大学の西村夏代 教授です。
 普通科看護重視モデル選択の3年生4名が講義を受けました。

 西村教授は看護師としても勤務された経験があるということで、ご自身の経験なども踏まえて、「看護師の仕事」について、家族の気持ちに寄り添うという視点で話をします。

 「看護職は必要な知識を備えるだけでなく、医師や患者とをつなぐ調整役として重要だ」や「看護職の活躍の場は広がってきている、病院の中だけにとどまらない、地域との連携も必要になっている」など、スライドを使って丁寧に説明します。

 次にある看護師が実際に経験したことやその時の想いが書かれた事例を読み、登場人物の気持ちを考える個人ワークを行いました。

「看護に関する特別授業」が実施されました

 ここでは様々な患者や家族がいる中で、「何を望んでいるのかに耳を傾け、関心を持つこと。その中で看護師としてできることを考え、寄り添うことが重要だ」という実例を踏まえた話がありました。

 あっという間に45分の講義は終了しました。

 講義を受けた生徒に話を聞いてみました。

― この「看護医療研究」という学校独自の科目を選んだ理由は何ですか。

『看護に興味があるのと、興味のある大学の先生が講師として来られると聞いたので、受けてみたいと思いました。』

― 講義を受けた感想を教えてください。

『看護職の具体的な話を聞けたので、進路や仕事の内容をイメージすることができました。』

― 普通科で「看護に関する授業」を受けるのはどうですか。

『専門科ではなくて、普通科で自分が興味のある仕事について、授業を通して知ることや、学べることは、良いと思いました。』

 今後、引き続き大学の先生による出張講義や、病院でのインターンシップに参加したりしながら、関心のある医療分野についての調査と発表を行う予定です。

 邑久高校の学校独自の科目「看護医療研究」の取組に注目です!


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