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特別支援教育におけるICT活用フォーラムを開催しました
学校では、1人1台端末の活用が日常のものとなってきています。
岡山県教育委員会では、障害のある児童生徒に適切な指導・支援を行う上で必要なICT活用について、取組と成果を共有するフォーラムを2月15日に開催しました。
また、香川大学教育学部教授であり、香川大学教育学部附属特別支援学校長である坂井 聡 先生を講師にお招きし、指導講評、講演をしていただきました。
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教職員、市町村教育委員会職員など会場には約45名、オンラインでは約80名が参加しました。
第1部 実践事例の発表
教育委員会、特別支援学校から、ICT活用についての実践発表がありました。
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特別支援学校3校からは、自立活動の視点から、児童生徒の日常生活の質の向上を目指したICTの活用についての発表がありました。また、デジタル教科書の活用についての内容もあり、参加者は真剣に耳を傾けていました。ICTの活用を必須のものとせず、アナログの方法を用いることもできるようにしておき、解決したい課題によって児童生徒が選択できる仕掛けをしておくことは、共通して紹介された点でした。
第2部 情報交換
参加者がグループに分かれ、「障害のある子どもがどのように端末活用できているか」「教員の工夫」などについて情報交換をしました。
普段活用しているアプリについて紹介し合う場面も見られました。
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ICTの活用が属人化しないよう、校内に広めていきたいといった意見が聞かれました。また、動画を見るだけではなく学びのための可能性があるツールであることを保護者にももっと伝えていきたい、家庭にある端末でも活用できることを意識して校内で活用したいといった、家庭をいかに巻き込んでいくかという議論も交わされました。
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第3部 指導講評・講演
講師の坂井先生から、「LD(学習障害)のある児童生徒への、ICT活用を通じて見える未来」と題し、講演をいただきました。
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演題でお話をされるだけではなく、参加者に近いところでいろいろな話をしてくださいました。多くの示唆を与えていただき、明日からの実践に向け、力が湧いてくる内容でした。
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