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【岡山工業高校】溶接技能者評価試験で見事合格!この部門の合格は高校生初!

 県立岡山工業高校機械科2年生の浅原 愛美さんが、(一社)日本溶接協会が主催する溶接技能者評価試験で、「C-2F」区分を受験し、見事合格しました。
 学校が日本溶接協会に問い合わせたところ、この区分の合格は高校生では初とのことです。おめでとうございます!

 1月中旬、岡山工業高校にお邪魔し、浅原さんの声を聞いてきました。

― 難しい資格に合格したということで、おめでとうございます。合格がわかったとき、どうでしたか?

 合格できた嬉しさと、指導してくださった先生方への感謝の気持ちがありました。先生方がバックアップしてくれ、いつも落ち着いて試験に臨むことができています。

― 溶接の試験にチャレンジしたのは何回目ですか?

 1年生のときから挑戦を続け、4回目になります。今回で、4つ目の資格を取ることができました。

4つの資格を披露してくれました

― 今回、見事高校生で初!ということですが、「C-2F」はどのようなものなのでしょうか。

 C-2Fの「C」は「コンビネーション」を意味し、2種類の溶接方法を組み合わせて行うため、難易度も高くなります。「被覆アーク溶接」「ティグ溶接」の2つです。「被覆アーク溶接」は基本的な溶接方法であり、1年生のときに資格をとることができました。
 「ティグ溶接」は専門性が高いものとされていて、実習機器や指導してくれる先生がいない学校もあると聞きます。私は周りに教えてくれる先生がいて、学ぶことができました。夏休みには、南部高等技術専門校の溶接科の先生に技術を教えてもらいに行ったりして、技能を高めることができたのもよかったと思います。

― ここまで溶接をがんばりたいとの想いはどこからきているのですか?

 そもそも溶接に触れたのも、高校1年生のときが初めてでした。やってみると、溶接することそのものも楽しいし、技術・理論的なことを知るのも楽しく感じ、どんどんやっていきたいと思うようになりました。
 授業で本格的に溶接に取り組むのは2年生になってからなのですが、私は1年生のときに2つの資格を取得していました。試験の機会も限られているので、これからもがんばりたいです。

― 最後に、今後の夢、目標を教えてください。

 「やれることはやってみたい!」という想いがあるので、これからもできる限り資格取得にチャレンジしたいと考えています。高校卒業後は専門学校に進み、さらに知識や技術を磨いて、将来的には溶接業界で活躍したいと考えています。


 自分の夢に向かい、前向きに努力を続ける姿が、難関資格の取得という結果につながっているのだと感じました。これからも夢に向かってファイト!!


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