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[瀬戸南高校]キンボールスポーツの魅力を体験しました!

 9月5日、瀬戸南高校に、美作大学SDG'sサークル香川県キンボールスポーツ連盟のキンボール指導者が来校し、保育と福祉の学習としてキンボール体験会を行いました。
 体験したのは生活デザイン科の3年生33名です。

美作大学SDG'sサークルと香川県キンボールスポーツ連盟のみなさん🙌

 この体験会は、瀬戸南高校と美作大学SDG'sサークルの顧問を勤める小橋和子先生との繋がりから実現しました。美作大学SDG'sサークルは、キンボールスポーツの普及活動を行っています。
 さらに、当サークルの学生が香川県キンボールスポーツ連盟とも繋がりがあったことで、香川県からキンボールスポーツ連盟の方も来校してくれたそうです😊

 このスポーツ、名前を聞いたことがあっても、実際にプレーしたことがある方はまだまだ少ないのではないでしょうか🤔
 今回体験した瀬戸南高校の生徒も、経験者はゼロでした。

キンボール(スポーツ)ってなぁに?
直径122cmのボールを使用するニュースポーツです。
簡単にいうと「4人のチームメンバーで協力しあってボールを床に落とさないようにする」というシンプルなゲームです。
正式な競技名称はキンボールスポーツと言います。
1986 年にカナダのマリオ・ドゥマースによって生み出され、2001年に国際大会も開催されるようになりました。
小学校低学年や高齢者、障害者など年齢性別関係なくコミュニケーションをとりながら楽しめるスポーツとして、注目されています。

使用するボールは、直径122cm、重さ約1kg
”遊んでみたい”と思わせるインパクトがあります!
とても可愛い色をしているのですが、
写真だと十分お伝え出来ず悔しいです😣
最初にゲームの進め方を学びます

《ゲームの進め方》
 1チーム4人の3チームでプレーします。
 ボールを落としてしまったり、反則をしてしまったりした場合は、ほかの2チームに得点が入ります。
 7分間のプレー時間内に一番多く得点を獲得したチームが勝ちです。

《ゲームの流れ》
① まず、ヒット権を得たチームがボールをヒット(打撃)します。
  ヒットする際は3人でボールを支え、残りの1人がヒットします。
 ボールをヒットする前には、ボールを受けるチームを指定する「コール」をする決まりがあります。
 コール=「オムニキン」+「相手チームの色」
 コール例📢:「オムニキン ブラック」
 この場合、ブラックのゼッケンを着用するチームがボールを受けることになります😮
 「オムニキン」は、「すべての人が楽しめるスポーツ」という意味です。

ヒットの様子
この写真では、赤色のTシャツを着た男性がヒット役です
ほかの2チームは飛んでくるボールに備えて守備につきます

② コールされた色のチームは、ボールを床に落とさないようレシーブ(キャッチ)しなければなりません。コールされなかったチームは様子を見守ります。
③ 今度は、レシーブしたチームが①と同様にボールをヒットします。
  この流れを繰り返します。

 ルールとして、ヒットする際は4人全員がボールに触っていなければなりません。レシーブの後は素早く4人が集まってヒットしないと、相手チームにボールを受ける余裕を持たせてしまいます。
 香川県キンボールスポーツ連盟の方は『このスポーツは仲間はずれをつくらないことが大事』だと言われていました💡 
 チームでのコミュニケーションを大切にするスポーツなのです😀

 「なんだか難しいルール・・・」と感じたかもしれませんが、生徒は「すぐ覚えられた」と言ってましたので、安心してください😉

説明を聞いたあと、ボールの扱いを練習しました
一方がヒットをうち、一方がレシーブする練習の様子
ヒットは1.8m以上飛ばさなければならず、下向きのヒットは反則となります。
上手にキャッチしました!
レシーブは足を使ってもOK
大きいボールなので、とても迫力があります😃
(このボール、ひとつ6万円ほどするそうです💰)
学生やスポーツ連盟のみなさんの熱の入った指導で
どんどん雰囲気が盛り上がりました🔥

◇いざ勝負!


いよいよ試合を行います!
3チームでの試合なので、一直線に並んでのスタートなんですね😶
ボールを落とさないよう、チームプレーが求められます!
たびたび歓声があがっていました😄
どのチームも協調性が良く楽しそうでした♪
学生や連盟の方もコートにサポートに入り、一緒に汗を流しました🏃‍♀️

 美作大学SDG'sサークルの小橋顧問に話を伺うと、
「中学校教諭として勤めていた頃、『運動が苦手な子が体育を心から楽しめているのだろうか』と気になっていました。キンボールは運動が苦手な子も楽しめることが、とても魅力的だと感じています✨また、ルールに応じて車椅子使用の方なども楽しむことができます。」とおっしゃっていました。

 試合を終えた生徒は、「自分にボールが来たときは緊張した!でもチームプレーだから周りに助けてもらえるし、楽しかった!」と言っていました。
 ボールが大きい分、周りの人にフォローしてもらいやすいようです😊👌
 
 7分間コート内を走り回るので、汗をかく位の運動量があります。試合を終えた生徒たちは「たくさん運動した―!!✨」と達成感に満ちた表情をしていました。   

 噂には聞いていたキンボールスポーツ✨
 魅力あふれるスポーツであることを知ることができました😊


 瀬戸南高校の生活デザイン科には保育福祉のコースがあり、毎日、専門的な授業を行っています。生徒の多くは大学・短大等に進学し、卒業後は保育士や介護福祉士といった分野で活躍しています。
 瀬戸南高校について、詳しくはコチラをご覧ください。