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【勝間田高校】人材育成のための放課後講座「アフタースクール『カツトレ』」がスタート!

 県立勝間田高等学校では、学校内や卒業後の就職・進学先や地域社会において、中心的な役割を担ったり、メンバーの一員として効果的な役割を果たすことのできる人材を育成するための講座を開講しました。
 
 勝間田高等学校・勝央町・しょうおう志援協会との三者協定に基づき、勝央町が財政的支援をし、しょうおう志援協会が講座を計画・実施するという新たな取り組みです。

 6月28日、アフタースクール「カツトレ」の第1回が開催され、勝間田高校生が21名が参加しています。その様子を紹介します。

 まず講義に先立ち、開校式が行われ、水嶋 淳治 勝央町長は「より魅力ある学校となるように手伝いをしたい。学生生活だけでなく社会に出たあとにも役立つような講座にしていきたい。生徒のみなさんには、能力を伸ばす学びをしてほしいと思います。」とあいさつしました。

 次に、中西 崇  校長は「今回のような講座を受講するには、本来費用がかかるが、勝央町が補助してくれている。みなさんにとって、とても良い機会なので、全10回の講座を1年間しっかり受講して、地域や学校のリーダーになってほしい。」と伝えました。

 最後に、本行 才泰 しょうおう志援協会会長が「人脈作りやノウハウなど、学校では学べないことをこの講座では提供したい。ショートチャレンジといった企画で成功体験を積んでほしいと考えているので、楽しみにしてほしい。」と開校式を締めくくりました。 

 ここからは講義に入っていきます。

初回講座の講師はNPO法人だっぴの井本亜希さんです

 井本さんの自己紹介後に、今日のミッションが発表されました「聴く力・コミュニケーション力を高めよう」です。

 「聴く力」とはどういうことなのかや、コミュニケーションには目に見えている部分と隠されている情報や思考などがあるなど、講義を受けていきます。

 講義が進んだところで、ワークをしていきます。
 「相手の話をよく聴いて、発見を生み出す」ということで、2人1グループを作って、3分間で話し手は「自分がだっぴしたと思うエピソード」について、聴き手は聴いた内容をもとに問いかけをします。

お互いのエピソードを聴いたところで、振り返りをします。
 自分の「よく聴く」はどうだったのか、自己評価をお互いに共有してみます

 「その人の思考や在り方に迫る質問までは出来てないな」や「人の話に関心を持って聴くことができたかも怪しい」などの感想が聞こえてきました。

 続いて、ワークシートに自分の興味関心のあることや、それに関連するエピソードを書き出す時間が取られました。友達同士で内容を見せ合って、同じ趣味やエピソードがあったり、意外な一面が書いてあったりすると笑い声が聞こえてきます。

ワークシートを埋めていきます
このワークシートを埋めていきます
ワークシートは全部埋まったかな?

 約50分の講義時間はあっという間に終了しました。
 次回の講義では、今回のワークシートを使って、インタビューを行い、noteでその人を紹介する記事を作る演習を行うそうです。

 受講した生徒に感想を聞いてみると・・・ 
 ー講義を受けてみて、どうでしたか。

『自分では人の話を聴く力はあると思っていたけど、今日の講義を聞いたり、ワークをやったりして、全然できていないと感じました。もっとコミュニケーション能力を上げていきたいと思いました。』

 ー今日のような講義が学校で受けられることはどうですか。

『すばらしいことだと思います。すべての講義を受けて、自分の聴いたり、質問したりするレベルをもっと発展させたいです。』

 ー今日の講義をキーワードで振り返ると

 『だっぴ』です。

 勝間田高校の新たな取り組みアフタースクール「カツトレ」の今後に注目です!


 県立勝間田高等学校の詳しい情報はこちらからご覧ください。