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県庁に出張!岡山盲学校の生徒によるマッサージ実技実習

 県立岡山盲学校高等部専攻科では、見えにくさのある生徒が、あん摩マッサージ指圧師や、はり師、きゅう師を目指し、実技実習を定期的に実施することで、知識・技術の習得に取り組んでいます。

 10月30日、11月13日の2回にわたり、専攻科の生徒が指導教員とともに県庁を訪れ、県教育庁の職員を対象に、マッサージ実技実習を実施しました。

 県教育庁の職員をお客さんに見立て、案内をします。施術をされる側の職員は、とてもわくわくしている様子・・・

 肩まわり、腰まわりなど、30分間で上半身を中心に施術を行っていきます。学校では、60分間の施術を想定した訓練を積んでいるとのことで、いつもより短い時間で正確に満足してもらうマッサージをするというのも、今回の実習の目的なんだそうです。

 教員に指導を受けながら、マッサージを進めていきます。時折、職員とコミュニケーションを取りながら、リラックスした雰囲気を作ることも心掛けています。
 マッサージを受けた職員からは、「とても気持ちよかった」「30分といわず、ずっとしてもらっていたかった」という感想が聞かれ、生徒からも笑顔がこぼれました。


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