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【矢掛高校】矢掛町との包括協定を締結しました

 岡山県立矢掛高等学校は、従来、矢掛町との連携により、地域探究活動「やかげ学」や「高校コーディネーターの採用や派遣」など様々な教育活動を展開していました。このたび、より魅力的な教育活動の創出に向けて、包括協定を締結することになりました。

 6月19日、矢掛高校で「矢掛町と岡山県立矢掛高等学校との連携協力に関する包括協定書」調印式が行われました。

 矢掛町出席者:山岡矢掛町長、山縣副町長、山部教育長、妹尾矢掛高等学校支援特任参事
 矢掛高校出席者:髙月校長、田中教頭、吉岡主幹教諭、生徒会長、副会長(2名)
 調印式立会人:浅野矢掛町議会 議長

協定の内容を矢掛町の妹尾矢掛高等学校支援特任参事が説明します。

 「これまでも矢掛町と矢掛高校は、連携を図り、協力関係を築いてきたが、関係性を明確化し、更なる連携強化・教育支援などを推進するため、協定書を作成する。」

 連携協力事項として次のことを掲げています。

(1)まちづくり、地域の活性化に関する事項
(2)人材育成に関する事項
(3)地域の小・中学校の取組をふまえた高等学校教育の魅力づくりの推進
(4)教育環境の整備に関する事項
(5)その他前条の目的を達成するために、町及び矢掛高校が必要であると認める事項

(写真左から)浅野議長、山岡町長、高月校長が協定書に署名・押印していきます。
生徒が調印式の介添えをつとめます
あいさつをする山岡町長

 山岡町長は「これまでも連携してきたところだが、若者世代のまちづくりへの参画機会を増やすとともに、継続的にまちづくりに関わり続ける環境をつくり、地域において様々な分野で活躍できる人材を育てるために、この協定により関係をさらに深くしていきたい。」

 髙月校長は「これまでも地元矢掛町には支援をいただいている。探究学習などでも、協力いただき、生徒を伸ばしてもらっている。地域の魅力づくりや発展のために、本校生徒の成長が1つの形になると思っている。そのために可能性を引き出すことが、町の活性化につながるので、頑張っていきたい。地域連携して、魅力的な活動を見にきてもらいたい、本校の特徴的な取組を発信していく。(矢掛高校の生徒には)支援を受けるだけでなく、地域の課題をしっかりと考えて、解決するために行動して、地域の発展の一翼を担う活動を通じて有為な社会人になってほしい。」とあいさつをしました。

協定書を持つ(左から)浅野議長、山岡町長、髙月校長

 生徒会長にこれからどのような活動をしたいか聞くと「矢掛町には色々な協力をしてもらっているので、文化祭などの場で、勉強の成果を地域の人に返せるようにしたいです。また、地域の方と協力して、何か取組ができるとよいと思います。」と話してくれました。

記者のインタビューに答える生徒会長は矢掛町の出身です

 最後に生徒会長、二人の副会長に矢掛高校の魅力を話してもらいました。

○『矢掛高校では、「やかげ学」で地域の課題について調べて、解決方法を考える実践ができるので、社会や地域系学部への大学進学を考えている人はその準備ができるところが魅力です。』  

『町外から通学していますが、少人数指導で一人一人丁寧に教えてもらえる高校と聞いて矢掛高校を選びました。実際にそういった指導を受けることができているので、それが魅力です!』  

『地域ビジネス科では、検定や資格取得に向けた指導をしっかりやってもらえるところです。また、経営コンサルタントを目指しているので、地域の活性化について考えて、実践できることは、将来の夢に通じていると思います。』

参加者全員で記念撮影

 矢掛高校が矢掛町と今後どのような取組を行っていくのか注目です!


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