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【岡山聾学校】課題研究で大学にベンチを納品

 県立岡山聾学校高等部の生徒がベンチを製作し、環太平洋大学に納品しました。
 これは、環太平洋大学の学生からの依頼を受けた岡山聾学校高等部の生徒が、課題研究の授業の中で約1年間かけて製作したものです。
 2月29日、ベンチの納品と製作過程・学びの成果を発表する課題研究発表会が環太平洋大学を会場に開催されました。

ベンチ製作に取り組んだのは、高等部3年の赤木さんと間野さんです。

 残念ながら赤木さんはこの日は欠席でしたが、間野さんが堂々としたプレゼンを披露しました。

 2人は、学生からのオーダーをもとに、まず10分の1模型、次に2分の1模型を製作し検討を重ねていきました。その模型は学生にも披露し、完成形をイメージしてもらいながら更なる調整を進めていきました。試行錯誤しながら、喜んでもらえる、使ってもらえるベンチを製作するため努力を重ねていきました。

 組み立てや塗装まで自分たちでやり切り、ようやく発表の前日に完成に至りました。製作を通して、ニーズに応えることの重要性を感じることができたと振り返る間野さん。4月からの社会人生活に向け、貴重な経験ができたと語りました。

オーダーをくれた学生に座ってみてもらいました
3人でも一緒に座ってみます

 学校外の同年代とのコミュニケーションも、大きな経験になりました。

 環太平洋大学の学生からは、「座る人のことをよく考えてくれた、すばらしいデザインだ」「多くの人が満足して使ってくれると思う」と感謝の言葉をもらいました。

 最後に学校関係者、大学関係者で記念写真!
 気持ちを込めて作ったベンチが、多くの学生の憩いの場となりますように。



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