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【倉敷南高校】姉妹校のニュージーランド カシミア高校生15人が来校しました ~一緒に授業を受けて交流します~

倉敷南高校と姉妹校になっているニュージーランド カシミア高校から生徒15人が12月13日から短期留学にやってきています。12月14日、一緒に授業を受けて、交流しました。

倉敷南高校は平成30年に県教育委員会の海外姉妹校支援事業により,ニュージーランド カシミア高校と姉妹校になりました。毎年交互に生徒20人の派遣と受入れを行っていましたが,令和2年度からは新型コロナウイルス感染症拡大により,渡航は途絶えていました。代わりに姉妹校との交流は、「一人一台端末」を活用して,オンラインの形式で継続することになりました。今年度も参加を希望する生徒30人程度がカシミア高校生20人程度とグループに分かれてオンライン上で交流する行事を継続しています。

 そして、ついに今年度から姉妹校短期留学を再開し、まず姉妹校ニュージーランド カシミア高校の15人をホームステイで受入れることになりました。本校生徒の家庭にホームステイをしながら登校します。

 体育館で歓迎式を行った後、カシミア高校生が英語プレゼンテーションや書道実習に参加しました。

 一人一台端末にプレゼンテーション画面を表示させて、英語で一生懸命説明をする倉敷南高校の生徒たち

英語で日本の文化を伝えていきます

 プレゼンが終わると、プレゼンの内容やお互いのことを英語で質問しあう時間があり、最初は少しお互い戸惑う雰囲気がありましたが、好きなアニメやスポーツ選手など共通の話題が見つかると笑い声があがり、盛り上がっていました。

 カシミア高校生は時間が経つと別のグループに移動して、色々な日本の文化を教えてもらい、交流します。

 英語でプレゼンした感想を倉敷南高校の生徒に聞くと・・・
「英語に自信はなかったけど、英語を優しく教えてくれた。みんな日本語も上手に話していたので驚きました。日本のアニメやゲームについても知っていて、話しやすかったです。」や、「英語が好きだったので、コミュニケーションがとれて嬉しかったです。日本のお正月について紹介しました。この後も学校で一緒に授業できる機会があるので、積極的に話しかけて仲良くなりたいです。」と笑顔で話してくれました。

 次に書道体験を行いました。
 まずは書道の先生から漢字は英語と違い1文字で意味を持っている。
同じ「風」という文字でも書き方でそよ風だったり、台風だったり、雰囲気が変わると説明がありました。カシミア高校生はそれぞれの好きな漢字1文字を扇子に書くことになりました。

 「ふで」、「ぶんちん」、「ぼくじゅう」など道具の名前や使い方を教えていきます。

書きたい字のお手本を一人一台端末で探していますね

パソコンに表示させてお手本を見て、好きな文字を書いてみましょう。
倉敷南高校の生徒は「私よりも上手!!」と驚いていました。

上手です!!
こちらでも丁寧に教えてあげていますね。
「時」、こちらも上手です!! 

 倉敷南高校の生徒が「グッド」と声をかければ、カシミア高校生も「ありがとう」と笑顔で応えます。

書道の実習を通じて、とても距離が縮まっていますね

 教え方が上手だったのと、飲み込みも良いので、どんどん上手になっていきます!

 最後は扇子に一文字書いて完成です!

 明日以降は校内のスポーツ大会や英語で観光地を案内するなどして交流を図っていきます。

 倉敷南高校の生徒にとっても、カシミア高校生にとっても、オンライン上の交流では得られない貴重な経験になっていました。


              令和5年12月14日に実施された取組です

県立倉敷南高等学校の情報はこちらから!!
https://www.okayama-kenritsukoukou.jp/school/436/