【早島支援学校】テレロボ発進!!岡山県下の支援学校では唯一のDXハイスクール採択校です!
県立早島支援学校は、文部科学省「高等学校 DX 加速化推進事業(DXハイスクール)」において特別支援学校では、岡山県下唯一(全国13校)の採択校です。先進のICT技術を活用した、就労や社会参加を目指すキャリア教育を実施していきます。
7月1日、今回はそのひとつとして、テレプレゼンスアバターロボット(テレロボ)を生徒が遠隔操作し、テレロボを介して校内を移動するといった体験実習が行われました。
早島支援学校高等部の5名の生徒が参加しました。
まずはテレロボの機能を知り、基本的な操作を行うために、テレロボのサービスを提供する企業の方が説明をします。
テレロボはインターネットを介して、自宅のパソコンでも操作できることや、センサーがついているので、障害物との距離をはかりながら移動することができるそうです。
また、病院や学校にいながら、博物館を見学したり、その場にいる人にインタビューしたりする実用例が映像で紹介されました。
いよいよ、生徒がテレロボを操作してみます。
パソコンに表示されたコントローラーをクリックすると前に進んだり、その場で方向を変えたりします。
次に追従機能を体験します。
テレロボの機能がわかってきたので、追従機能を使い、教室から少し離れた保健室にテレロボを連れていき、教室から遠隔操作をして、保健室にいる教員と対話をしてみました。
保健室にいる教員にテレロボのことを紹介したり、暑い時期に気をつけることなどを質問したりしました。
最後に予め登録した地図上を自動走行させるという機能も体験しました。
テレロボが移動した範囲を地図として登録できるので、生徒がテレロボを教室の外につれていき、地図を拡げるという操作を行いました。
実習体験をした高等部1年生の生徒は「初めて操作してみましたが、思ったより難しくなかったです。追従機能はきちんと付いてきてくれたので、嬉しかったです。また色々な場面で使ってみたいです。今日は楽しかったです。」と感想を話してくれました。
早島支援学校の佐宮教頭は「様々な状況の子がいるなかで、DXハイスクール事業で、最先端の技術を知り、体験することで、子どもたちの就労や社会参加につながるような取組をしていきたい。」と話していました。
今後の早島支援学校の取組に注目です!