[瀬戸南高校]キンボールスポーツの魅力を体験しました!
9月5日、瀬戸南高校に、美作大学SDG'sサークルと香川県キンボールスポーツ連盟のキンボール指導者が来校し、保育と福祉の学習としてキンボール体験会を行いました。
体験したのは生活デザイン科の3年生33名です。
この体験会は、瀬戸南高校と美作大学SDG'sサークルの顧問を勤める小橋和子先生との繋がりから実現しました。美作大学SDG'sサークルは、キンボールスポーツの普及活動を行っています。
さらに、当サークルの学生が香川県キンボールスポーツ連盟とも繋がりがあったことで、香川県からキンボールスポーツ連盟の方も来校してくれたそうです😊
このスポーツ、名前を聞いたことがあっても、実際にプレーしたことがある方はまだまだ少ないのではないでしょうか🤔
今回体験した瀬戸南高校の生徒も、経験者はゼロでした。
《ゲームの進め方》
1チーム4人の3チームでプレーします。
ボールを落としてしまったり、反則をしてしまったりした場合は、ほかの2チームに得点が入ります。
7分間のプレー時間内に一番多く得点を獲得したチームが勝ちです。
《ゲームの流れ》
① まず、ヒット権を得たチームがボールをヒット(打撃)します。
ヒットする際は3人でボールを支え、残りの1人がヒットします。
ボールをヒットする前には、ボールを受けるチームを指定する「コール」をする決まりがあります。
コール=「オムニキン」+「相手チームの色」
コール例📢:「オムニキン ブラック」
この場合、ブラックのゼッケンを着用するチームがボールを受けることになります😮
「オムニキン」は、「すべての人が楽しめるスポーツ」という意味です。
② コールされた色のチームは、ボールを床に落とさないようレシーブ(キャッチ)しなければなりません。コールされなかったチームは様子を見守ります。
③ 今度は、レシーブしたチームが①と同様にボールをヒットします。
この流れを繰り返します。
ルールとして、ヒットする際は4人全員がボールに触っていなければなりません。レシーブの後は素早く4人が集まってヒットしないと、相手チームにボールを受ける余裕を持たせてしまいます。
香川県キンボールスポーツ連盟の方は『このスポーツは仲間はずれをつくらないことが大事』だと言われていました💡
チームでのコミュニケーションを大切にするスポーツなのです😀
「なんだか難しいルール・・・」と感じたかもしれませんが、生徒は「すぐ覚えられた」と言ってましたので、安心してください😉
◇いざ勝負!
美作大学SDG'sサークルの小橋顧問に話を伺うと、
「中学校教諭として勤めていた頃、『運動が苦手な子が体育を心から楽しめているのだろうか』と気になっていました。キンボールは運動が苦手な子も楽しめることが、とても魅力的だと感じています✨また、ルールに応じて車椅子使用の方なども楽しむことができます。」とおっしゃっていました。
試合を終えた生徒は、「自分にボールが来たときは緊張した!でもチームプレーだから周りに助けてもらえるし、楽しかった!」と言っていました。
ボールが大きい分、周りの人にフォローしてもらいやすいようです😊👌
7分間コート内を走り回るので、汗をかく位の運動量があります。試合を終えた生徒たちは「たくさん運動した―!!✨」と達成感に満ちた表情をしていました。
噂には聞いていたキンボールスポーツ✨
魅力あふれるスポーツであることを知ることができました😊
瀬戸南高校の生活デザイン科には保育と福祉のコースがあり、毎日、専門的な授業を行っています。生徒の多くは大学・短大等に進学し、卒業後は保育士や介護福祉士といった分野で活躍しています。
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