【倉敷まきび支援学校】創立10周年を記念したビオトープガーデンが完成しました
県立倉敷まきび支援学校は、平成26年に開校し、今年度、創立10年目にあたる節目の年を迎えました。
創立10周年を記念して、中庭にビオトープガーデンを作りました。これは、「学校環境緑化モデル事業(※)」に選定されたことによるものです。造園にあたっては、高等部の生徒もレンガ敷きや木柵等の設置に携わりました。
12月12日、ビオトープガーデンの完成記念式典が行われました。その様子をお届けします。
式典には、倉敷まきび支援学校高等部の生徒と教職員に加え、事業にかかわられた来賓の方をお招きしました。
梶谷淳子校長から、「創立10周年記念のこのビオトープを、20年、30年と、子どもたちが大切に育てていってほしい」と挨拶がありました。
続いて生徒から、感謝の気持ちを込めて、来賓の方々に記念品を贈呈しました。
記念植樹の様子です。
生徒代表の挨拶では、「車いすの友達が池の近くまで行けるよう、レンガを敷きました。小学部の児童の安全のために木の柵を設置し、仲良くおしゃべりができるようにベンチも作りました。募金をしてくださった方の想いに応えられるようにみんなで利用して、人にも生き物にも植物にも優しい気持ちがもてるようになりたいと思います」と想いが語られ、大きな拍手が起こりました。
この手前のレンガと、奥に見える木柵が、生徒が頑張って設置したものです。生徒からは、「みんなが集まっておしゃべりをするなど、活気あふれる場所になると嬉しい」「みんなが仲良く過ごせる場所になるといいなと思って作業をがんばった」「最初は何もなかったところに、こうやってきれいなビオトープができて嬉しく思っている」といった感想が聞かれました。
創立10周年を記念した、そして生徒の想いがこもった素敵なビオトープが完成しました。
創立10周年記念式典は、12月20日に挙行されます。