【興陽高校】庭師になりたい!-造園女子の挑戦 part2-
岡山県立興陽高等学校には、県内で唯一、
造園を学ぶことのできる学科があります😀
その造園デザイン科で学んでいる、
森 風花(もり ふうか)さんの挑戦を追いかけて取材しています✨
今回は、part2です✨
いつものように、
興陽高校に、森さんの取材に伺うと、
生徒たちが「造園」の練習をしている学校の敷地内にひときわ目を引く2人の姿が・・・✨
この2人は、
岡山県倉敷市にある「イカサ緑地株式会社」の田子 雅也(たご まさや)さんと福元 健悟(ふくもと けんご)さんです!
なんと✨
この2人は、この9月にフランスのリヨンで開催される「第47回 技能五輪国際大会」に「造園」の日本代表として出場します😊
写真の看板は、2人への応援の気持ちを込めて、興陽高校の生徒たちがつくったものです😊
その大会に向けて、興陽高校内で練習に励んでいます✨
社会人が高校生と一緒に、学校の敷地内で練習をしているとは、珍しいですね😉
なぜ、このようなことが起きているのでしょうか😉?
答えを言います!
ズバリ✨
興陽高校と造園業界が「包括協定」を結んだからです✨
では、なぜ「包括協定」を結んだのでしょうか?
そこには、造園に携わる人々の「様々な思い」がたくさんつまっています😉
part2では、このお話から始めたいと思います😊
長文となりますが、最後まで読んでいただけるとうれしいです✨
↓ part1はコチラから👍
興陽高校と造園業界が結んだ「包括協定書」とは・・・✨
令和5年12月8日、
「興陽高校」と「岡山県造園緑地組合連合会」、「日本造園組合連合会(岡山県支部)」の三者で「連携・協力に関する包括協定書」を交わしました✨
「包括協定」を結ぶことによって、「学校」と「産業界」が連携して、相互の情報・ノウハウを有効に活用することで、造園業界の振興と若手人材の育成を進めていくのが目的です✨
具体的には、次のようなことを進めていきます😊
こちらの「包括協定」を結んだことによって、
興陽高校と造園業界が手を組み、
冒頭のように、「イカサ緑地株式会社」の田子さんと福元さんが興陽高校の敷地内で「造園」の練習をしていたのですね😉
7月26日、包括協定を締結した三者が興陽高校に集まりました✨
7月26日、
協定を交わした「興陽高校」と「岡山県造園緑地組合連合会」、「日本造園組合連合会(岡山県支部)」の三者が、興陽高校に一堂に介し、みなさんから様々な思いを聞かせてもらいました😊
「岡山県造園緑地組合連合会」からは、
木庭 巧太郎(きにわ こうたろう)理事長
(「株式会社 中山桂翠園」代表取締役)
武田 光弘(たけた みつひろ)理事
(「株式会社 武田芳翠園」代表取締役)
武田 一昭(たけた かずあき)監事
(「有限会社 武田園芸グリーンサービス」代表取締役)
が出席しました✨
「日本造園組合連合会(岡山県支部)」からは、
内山 淳(うちやま じゅん)岡山県支部 支部長
(「株式会社 山都屋」代表取締役社長)
青木 浩平(あおき こうへい)岡山県支部 副支部長
(「瀬戸内造園株式会社」代表取締役)
岡田 直樹(おかだ なおき)岡山県支部 青年部長
(「有限会社 岡田造園」代表取締役 )
が出席しました✨
興陽高校 中野校長の思い・・・✨
まずは、興陽高校 中野 功(なかの いさお)校長に「包括協定」を結ぶに至った経緯を伺ってみました!
「興陽高校の生徒に、
『イカサ緑地の田子さんと福元さんが造園の技術を教える✨』、
その田子さんと福元さんに、
『国の「現代の名工」に選ばれている
滋賀県にある「近江庭園」の
寺下 弘(てらした ひろむ)会長が
石積みや張り石の技術を教える✨』、
これが協定を結んだひとつの成果だと思います✨ 」
↓ おりしも✨
7月12日、
興陽高校の「造園実習室」では、
「第47回 技能五輪国際大会」に出場する
「イカサ緑地株式会社」の田子さんが、
8月1日開催の「若年者ものづくり競技大会」に出場する、
興陽高校 造園デザイン科の森 風花(もり ふうか)さんに、
大会の競技課題である「乱張り(らんばり)」に敷く
「敷石」の割り方と並べ方を教えていました😊
そして、7月26日、
その田子さんと福元さんには、
国の「現代の名工」に選ばれている
「近江庭園(滋賀県)」の
寺下会長が、石の技術を伝授しています✨
↓ 中野校長のお話に戻ります😊
「岡山県には、大きく分けて2つの造園組織があります。
私も若い頃は、本校で『造園』を教えていました✨
その時に思っていたのは、
学校も含めて『造園業界』としてひとつになって、
岡山県の造園技術を高めて、
造園産業として発展していけば良いな✨
ということです。
30年前はそういうことを提案しても、
なかなかうまくいきませんでした😢
語弊があるかもしれませんが、
この2つの組織は、
たとえて言うなら、
昔のプロ野球の『セリーグ』と『パリーグ』でした⚾
それぞれが独立していて、お互いに交流も少なかったので、
当時は話がまとまりませんでした💧
あれから時が経ち、
今となっては、
『造園業の担い手の高齢化』と『若手の人材不足』
という大きな問題が発生しています😢
まさに
『三者が連携し、協力することが必要な時代』となりました。
30年前は実現しませんでしたが、
今回、三者の思いが一致し、締結に至りました。
造園業界の方々にも、
『日本三大名園の『後楽園』を有する岡山県が、
その街並みであったり、
緑あふれる風景であったり、
そういったものを日本一にしたい✨、
世界に向けて通用する『岡山県の造園業界』にしたい!』
という思いがあったことも『締結の後押し』となりました✨
『庭』というのは、
ただ見るものというだけではなくて、
『生きていく上での空間』
つまり、
『住環境』をつくるものでもあります✨
そういう庭をつくる『造園』という素敵な産業を、
若者たちが身近に感じて、
まずは、森さんのように『実感』していくことが
『造園業の発展』には大切です✨」
「さらに、包括協定締結のメリットは、
もちろん学校側にもあります😊
人材不足なのは、造園業界だけでなく、教員も然り。
私も尾畑科長も『造園』が専門ですが、
生徒たちに『技能検定』の指導はできるけれども、
造園業で活躍できる『即戦力の技術』を教え込むことや
『若年者ものづくり競技大会』『技能五輪』の技術指導は
なかなか難しいのです😥」
↓ 中野校長のお話は続きます😊
「本校には、
田中 賢造(たなか けんぞう)先生という、
京都の造園会社で勤務経験のある技術指導力の高い人物がいますが、
今年度末で65歳になられ、退職されます。
田中先生のような造園技術の指導力の高い人物は、
待っていてもなかなかあらわれません💧
今回の『包括協定』は、そこを補うことができるのでは😊
と期待しています✨
造園業の担い手である方々が、
高校生に『高い技術』を指導し、
社会で通用する『即戦力』を育てていけるのではと思っています✨」
「岡山県造園緑地組合連合会」の方々の思い・・・✨
今回、協定を締結した、
「岡山県造園緑地組合連合会」の武田 光弘(たけた みつひろ)理事(「株式会社 武田芳翠園」代表取締役)
にお話を伺ってみました😊
Q 「この度の協定締結について、思いを聞かせてください😊」
A 「今の時代、『造園業』の担い手も、
全体的に『高齢化』していっています💧
『造園業』を営む会社は、規模が小さな会社が多いので、
たとえば10人規模の社員がいる会社なら、
その中に、
20代の方が2、3人入社すれば『平均年齢』が下がります。
わたしは『造園業』が『家業』でしたので、
若い時から何の抵抗もなく『造園』の道に入りましたが、
今の若い方たちが、
どうやったら『造園』に興味を持ってくれるかが
『現在の課題』です🤔
そもそも『きっかけ』が無ければ、『造園』に興味を持たない。
この度の包括協定が、
その『きっかけづくり』になれば、
とてもありがたいです✨」
「日本造園組合連合会(岡山県支部)」の方々の思い・・・✨
もう一方の組織である
「日本造園組合連合会(岡山県支部)」の
内山 淳(うちやま じゅん)支部長
(「株式会社 山都屋」代表取締役社長)
にもお話を伺ってみました🤔
Q 「興陽高校と造園業界の方たちが
協定を締結することになった『きっかけ』を教えてください😊」
A 「もともと『造園技能検定』の会場は、岡山県に2箇所ありました😉
1箇所は『興陽高校』で、
こちらは『岡山県造園緑地組合連合会』さんが使用されていました。
もう1箇所は『吉備高原都市』にあって、
われわれ『日本造園組合連合会(岡山県支部)』が使用していました。
しかし、これからの時代は、
検定を受検する人もだんだん減少してきますし、
それでは業界の若手人材のすそ野が広がらない💧
そういう経緯もあって、
興陽高校を検定会場として使っている
『岡山県造園緑地組合連合会』さんに相談してみたところ、
『同じ会場で、一緒に検定をやることができたら・・・』
というお話になりました。
そのことを、
興陽高校の中野校長に相談すると、
『ぜひとも、造園業界と学校が一緒にチームになって
やっていくことができるようにしませんか?』
という言葉をいただきました✨
中野校長のこの言葉が大きな『きっかけ』となり、
かつては、交流の少なかった2つの造園組織が共に動き出し、
協定の締結にいたりました✨」
内山支部長の言葉は続きます。
「中野校長がお話されていたように、
『若手の人材不足』や、
『学校で教えられることにも限界がある』
という問題があります😢
『産業界』と『学校』が手を結ぶことによって、
『造園の魅力』を共有しながら、
『情報発信』をして、
高校生に年齢が近い田子さんや福元さんといった先輩たちが
こんなに輝いている姿を
日常的に見てもらうことができます✨
そのかっこいい先輩の姿を見た生徒たちに、
近い将来、
自分も『造園』の仕事に就きたいと思ってもらえたら・・・
と願います✨」
「また、実際に社会で働いている人の技術を
学校の敷地内で教えてもらうことができる✨、
これは大きな魅力です✨」
冒頭に登場した、
田子さんと福元さんが勤務している
「イカサ緑地株式会社」の代表取締役
青江 勇二(あおえ ゆうじ)さんにもお話を伺いました😊
「学校や産業界の枠を超えて、
これからは、
地域の人たちが集まって『地域の特色』を生かさないと、
生き残りが難しい時代だと思います😢
観光地と言えば『造園』はつきものです。
岡山県には『後楽園』があります。
『お庭というのは生きもの』なので、
剪定する職人が変われば、お庭も変わります。
そこに『造園』の難しさと魅力があります✨
協定締結により、
『技能五輪国際大会』に出場する
うちの田子や福元が練習しているように、
岡山県には、
『国際的に挑戦できる場所』(興陽高校のこと)が生まれました✨
今回の協定締結が
『造園業界』が魅力あるものになるためにも、
『大きな光✨』になれば良いなと思います✨」
三者の取材を終えて・・・✨
今日、初めて出会った方々もいらっしゃったようです!
終了後、
早速、名刺交換をされていました😊
「技術」は、
カタチが無いものであるからこそ、
伝承する価値があります✨
「技術」を、
人から人へ伝承して、
後世へ継承していくことが大切ですね✨
「人材不足」という現状を嘆くのではなく、
そのピンチをチャンスととらえ、
知恵をしぼって、
前向きに進めていこうとする三者の姿勢は、
大いなる可能性を秘めています✨
三者が一体となって、同じ方向を向くことで、
森さんをはじめとする生徒たちに良い成果が出始めています😊
さらに、この取り組みは、
昨今、問題となっている「教員の働き方改革」を進めていく上での
大きなヒントになるかもしれませんね✨
話を、森さんにうつします😀
7月26日、「第19回 若年者ものづくり競技大会」へ参加直前の森さんを訪ねて✨
夏の日差しがさんさんと降り注ぐ7月26日🌞
8月1日に
群馬県の「Gメッセ群馬」で開催される「第19回 若年者ものづくり競技大会」への参加を直前にひかえた森さんを訪ねました♫♫
この日はちょうど
「岡山県造園緑地組合連合会」、「日本造園組合連合会(岡山県支部)」
の方々が来られていた日であったため、
みなさんが真剣なまなざしで見守る中、
森さんは黙々と
「若年者ものづくり競技大会」の模擬練習を進めていました😊
この日は、
「第19回 若年者ものづくり競技大会」のための
2回目の練習でした😉
大会当日の8月1日までの間に、
あと3回は、
「作っては壊し(元通りに整地し)、
作っては壊し・・・」
と何度も同じ作業を繰り返します💦
当日の競技時間は、3時間30分です⌚
われわれが想像しただけでも、
気が遠くなるような、とても長丁場な大会です💦
大会を目前にひかえた森さんにお話を伺ってみました✨
Q 「『若年者ものづくり競技大会』に向けて、
新たに学んだことを教えてください!」
A 「(取材時点で)
昨日、寺下会長から、
『このやり方が、森さんには合っているんじゃないか?』
とアドバイスを受けました✨
具体的には、
石に白いチョークで目印となる『筋(すじ)』を入れてから
石を割っていくというアドバイスでした😀
ねらいは『時間短縮』です✨
アドバイスを受けた後、
田中先生と相談して、
今までの作業のやり方、
つまり、
『田子さんから教えてもらった、
石の形を綺麗に整える割り方・削り方』と、
『寺下会長から教えてもらった、
乱張りをする上での、
完成イメージの抱き方と作業効率の上げ方』
とを組み合わせて、
『ハイブリッド』な方法で作業をしよう✨
となりました😀
この方法によって、
『さらなる美しさと時間短縮』を目指します✨」
「ハイブリッド」な方法とは、驚きです😲
すごいことを思いつきましたね✨
Q 「大会をひかえた今の気持ちや意気込みについて、
聞かせてください!」
A 「先日受検した『造園技能検定2級』とはまた違って、
今回の大会は、自分一人だけのことではないと感じています💡
『いろんな人の思い』や
『いろんな人から教えてもらった技術とその時間』
など、
みんなから、たくさんのものをもらっているから、
プレッシャーも感じつつ💦、
頑張っていきたいです😆
実は、今までの練習中に、
制限時間の3時間30分以内に、
終了したことがありません💦
なので、
『時間内に終わること』を目標にしたいです⌚
あとは、クオリティーを上げていけたらな✨
と思います😉」
8月1日、いよいよ「第19回 若年者ものづくり競技大会」の本番!森さんが新たな挑戦をします✨
ついに😲
日々、練習を重ねて来た森さんが、
群馬県で開催の
「第19回 若年者ものづくり競技大会」へ参加し、
新たな挑戦をしました✨
♬♬ それでは、森さんの結果発表です ♬♬
無事に「3時間30分以内」に完成しました😀😀
今回の大会では、
入賞することはできませんでしたが💦、
当初の目標だった「時間内の完成」について、
達成できました✨
よく頑張りましたね👏✨
8月8日、「第19回 若年者ものづくり競技大会」を終えた森さんを訪ねて✨
8月8日、
ちょうど1週間前(8月1日)に、
「若年者ものづくり競技大会」への参加を終えた森さんを訪ね、
お話を伺いました😀
Q 「森さん、おつかれさまでした✨
まずは、大会を終えた今の気持ちを聞かせてもらえますか❓」
A 「大会で入賞できなかったことを、
8月2日(金)の帰りの新幹線で知り🚅、
ショックが大きかったです😢
岡山の自宅に帰って来てからは、
金・土・日曜の3日間で、
たくさん泣きました😢
自分の考えを整理するために、
自分の部屋にこもって、
ひとりで泣きました😢
でも(いつもそばにいてくれる)家族が
『(結果を受けて)ちゃんと考えて、落ち込むことが出来るのは
風花(ふうか)の良い所だけど、
泣いても、事実が変わるわけでもないから、
次に向けて前向きに進んで行くという考え方をした方が良いね✨』
と励ましてくれたり、
いつも、わたしのために、
その技術や思い、時間を提供してくれている先生たちが
どんな時も応援してくれたりしているので、
少しずつですが、
前向きに考えられるようになりました😀」
Q 「ケガは、よくなりましたか❓」
A 「はい✨すっかりよくなりました😀」
とても心配していたので、安心しました😄
Q 「今回の大会を振り返ってみて、いかがですか❓」
A 「まずは、
目標だった『3時間30分以内』に終わることができたので
よかったです✨
でも、競技中、
竹垣にドリルで穴を開ける時に、
ドリルが折れてしまったりとか💦、
竹垣の柱の位置が動いてしまい、
竹垣の高さにバラつきが出てしまったりとか💦
植栽も、
真っ直ぐに植えないといけない木が
右に傾いていたり・・・💦
本当は、
途中で全体を見て、
竹垣の高さをチェックしたり、
植栽の木を真っ直ぐにしたり、
他にも、花を寄せて、すき間を埋めたりと、
いろいろと修正しなければいけなかったのに、
うまくできず😢
小さなミスがいたる所にあったことを
終了後に気づいてしまいました💦
大会本番になって、
今までは失敗しなかったことで失敗したり💦、
今まではうまくいっていたことが
うまくいかなかったりして💦、
時間がどんどん過ぎていき、焦ってしまいました⌚
毎日の練習の成果で、
時間の短縮もできるようになってきたし⌚、
『乱張り』も上手にできるようになってきました✨
なので、
本当は、『自信』がありました。
(結果を知った時は)とてもくやしかったです😢
次回、挑戦する
『技能五輪全国大会』は、
出場する年齢層が23歳以下に拡大されるので、
(結果を残すには)さらに厳しくなります💦
これからは、
このくやしさを『バネ』や『糧』にして、
『技能五輪全国大会』の練習を頑張っていきたい✨
と思っています✨」
取材に行く度に
森さんが一歩一歩確実に、
「庭師」になるという
「夢への階段」をかけあがり、
日々成長していく姿を
目の当たりにしています💡
そのひたむきに頑張っている姿に
これからも「エール」を送りたいです✨
次回(part3)の予告です😀
実はこの日、
興陽高校「造園デザイン科」の
田中 賢造(たなか けんぞう)先生も
森さんの取材に同席していました✨
取材中に「造園実習室」で
偶然見つけたこのノート・・・📖
表紙には
「田中先生ともりこのノート」の文字とイラストが
書かれていますね・・・📖
謎が深まるばかりです💡
その訳は
一体なんでしょう❓
詳しくは、次回(part3)で・・・✨
岡山県内には、
今回取材した「興陽高校」も含めて、魅力あふれる県立高校がたくさんあります✨
「おかやま県立高校情報ナビ」をぜひご覧ください✨
https://www.okayama-kenritsukoukou.jp/school/64/