県立水島工業高校は、機械科・電気科・工業化学科・建築科・情報技術科の５つの科をもつ学校です。そのうち建築科では、将来建築技術者として活躍できるよう、建築に関する基礎基本を学んでいます。
　建築科の生徒の日ごろの成果を発表する「第４回水島工業高校建築科作品展」が、１１月２９日～１２月３日の日程で、倉敷市の美観地区内にある倉敷公民館で開催されています。

　生徒の学習の成果を知っていただくほか、建築科ではこんな学習をしているんだな、ということを知っていただける貴重な機会となっています。保護者の方だけでなく、地域の方、進路として興味のある中学生のみなさんなど、多くの方に足を運んでいただけたらと思います。

　作品展の様子を紹介していきますよ～！

　３年生は、「卒業設計」の課題として、立地条件や建物の用途、利用対象者等の条件を自身で設定した施設の設計を展示しています。本来はＡ２サイズで５～６枚にまとめていますが、展示用にＡ１サイズ１枚にまとめたものを展示しています。

　２年生は、「郊外の住宅団地に建つ専用住宅」というテーマのもと取り組んだ、建築製図を展示しています。
　思わずおおーっ！と声が漏れる、素敵な住宅が並んでいます。

　１年生は、「岡山の建築調べ」と題し、県内にある建築物を調べ、各自でその特徴などについてまとめています。また、住宅の模型を使った展示も！

　３学年の展示を見ると、１年生から２年生へ、そして３年生へと、生徒たちの３年間の努力や成長の跡が感じられます。どの作品も思わず見入ってしまう魅力があります。

　建築科作品展は、９時～１７時まで、最終日の１２月３日は１５時まで開催しています。美観地区の散策がてら、足を運んでみてはいかがですか？みなさんのお越しをお待ちしています。