【瀬戸南高校】持続可能な農業経営で岡山を元気に!
高校生観光チャレンジ実行委員会主催、観光庁が後援する「第3回高校生まちづくりコンテスト」の決勝大会が2月25日に行われ、県立瀬戸南高校の生徒4名のチームが、最優秀賞となる観光庁長官賞を受賞しました。
観光庁長官賞を受賞したのは、生物生産科2年生の谷川 千雪さん、及部 遥香さん、1年生の築地 あいりさん、谷口 芽衣さんの4名です。
全国から296組のエントリーがあり、瀬戸南高校のチームは最終審査の5組に残りました。「持続可能な農業経営で岡山を元気に!!~戦略的なマーケティングイノベーション~」と題したプレゼンを披露し、見事最優秀賞となる観光庁長官賞を受賞しました。
持続可能なまちづくりと高校での学びを結び付け、2つの活性化計画「岡山市の農業の活性化」「アグリツーリズム」を発表しました。
「岡山市の農業の活性化」は、果樹の規格外品を飼料化することで、生産コストの高騰に悩む岡山市農業の活性化を実現するというものです。実際に校内で収穫した規格外の果物を飼料として、これまた校内で飼育する鶏を飼育し、ブランド卵の開発を実験しました。パッケージデザインやSNSによる情報発信にも取り組み、同市内の大学の学園祭では1時間ほどで30パックが完売する大盛況でした。
「アグリツーリズム」については、自分たちで生産した卵を活用したタマゴサンド、タマゴコロッケを開発し地元の商店街でカフェイベントを開催したところ、多くの方に来てもらうことができました。このイベントの経験を踏まえて、四季折々の農業体験を織り込んだアグリツーリズムを計画しました。
企画するだけではなく、日頃の学びや校内の環境等を生かし、企画を実行する実行力も、評価された点だったのでしょう。
4人は3月11日に岡山県庁を訪れ、鍵本芳明県教育長に快挙を報告しました。鍵本教育長からは、「プレゼンの様子を見たが、資料そのものも、発表の仕方も素晴らしかった。これは優勝するよなあと誇らしく見ていた」と4人の堂々とした姿に賞賛の言葉が贈られました。
プレゼン動画はこちらから見ることができますよ。
(第3回高校生まちづくりコンテスト 玉川大学HPから)