【井原高校】井原デニムの魅力をPR❗高屋小学校児童と綿の交流学習を行いました👖
岡山県立井原高校では、地場産業への理解を深め、地域愛を育むことを目的に、市や業界団体が連携して井原デニムをPRする活動に参画し、綿栽培やデニムの商品づくりに取り組んでいます。さらに、綿栽培に関する小学生との交流学習や、染料に使う藍の栽培、デニムの製造工程、歴史など、デニムを通した幅広い学びを行っています。この活動を「デニム学」と言います。
11月6日、井原高校の生徒が、「デニム学」の一環として、地元井原市立高屋小学校の児童に、綿の説明をしたり、一緒に糸紡ぎや綿繰り体験をしたり、鉢カバーづくり体験を通じて、綿の魅力を伝える交流学習を行いました。その様子を紹介します。
4つのグループに分かれて、それぞれのグループに井原高校生が付きます。まずは、綿について説明をします。
次に器具の使い方を説明して、高校生が器具を操作して、綿を加工して見せます。2グループが綿紡ぎ体験、2グループが綿繰り体験をします。
説明と高校生の実演が終わると、ここからは小学生のみんなも綿を紡いだり、繰る体験をします。
綿が薄く伸ばせたら、糸車(糸紡ぎ機)を回して綿を紡いでいきますが・・・!?
これがなかなか難しい!😣
こちらでは、綿繰り体験をしています。
収穫した綿の実を綿と種に分ける作業です。
井原高校の生徒は苦戦している児童には声をかけたり、上手にできたら一緒に拍手したり、楽しい雰囲気で体験活動ができました✨
少し休憩をした後、ここからは綿花を利用したクラフトワークを行います。今回は、鉢カバー作りを行います。鉢カバーには井原デニムの布切れが貼り付けてあります。
素敵な鉢カバーができあがりました✨
花が咲くとさらに良い見栄えになること間違いなしです🌼😊
井原高校の代表生徒が、最後に挨拶で「今日の交流学習で、地元のデニムに少しでも興味を持ってもらえると嬉しいです。僕たちの井原高校では綿以外にも植物をたくさん育てています。それらを収穫して、色々な加工をしたり、活用したりする方法などを学んでいます。また、地域の問題を一緒に考える活動などもしています。みなさんも、これから大きくなっていくなかで、やりたいことを見つけてほしいと思います。今日はありがとうございました。」と締めくくりました。
高屋小学校の児童に感想を聞くと「最初は簡単に出来ると思っていたけど、やってみると意外と難しかった。糸車(糸紡ぎ機)をきちんと押さえておかないと、うまくできなかった。」「高校生のお兄さんたちが優しく教えてくれたので、ちゃんとできたと思います。楽しかったです❗」と笑顔で話してくれました。
井原高校の生徒は「小学生の子どもは、こちらが元気になるくらいに、元気いっぱいでした。楽しく一緒に作業することができました。」
「教えるのが上手でしたね、子どもたちも楽しそうでした。」と記者から話を振ると「年に数回ふれあい市などで地域の方などと話すことも多く、コミュニケーションの機会があるから、うまく話せたのかなと思います。」と少し照れながら話してくれました。
地元出身という生徒は、井原デニムへの思いも話してくれました。「地域の小学生に、こういう機会がきっかけで地元の綿やデニムの魅力を知ってもらって、愛着をもってほしいと思います。」
井原高校の「デニム学」の取組に注目です❗✨
県立井原高校の魅力やその他の取組はこちらをご覧ください。