【玉野高校×〇〇】あの人がやって来る!?玉野高校でプロジェクトが進行中!
地元玉野市からの呼びかけで、県立玉野高校の生徒が市の観光PR業務にかかわることになりました。高校生の視点を生かした玉野市のサイクリングマップを作ろうというものです。そしてこの企画にはなんと、玉野市観光大使である吉本興業所属の「尼神インター」の渚さんも登場してくれることに!玉野高校×玉野市、そして吉本興業による観光PRプロジェクトがスタートしています!
企画のスタートは今年の10月。総合的な学習の時間(地域課題解決授業)の中で、3年生の生徒がサイクリングマップの作成に取り掛かることになりました。地元に住む高校生ならではの視点で、どんなスポットを紹介しようか考えていきます。
生徒たちは担当エリアごとに3つのグループに分かれ、検討を進めます。「あのお店の紹介はどうかな?」「ここに行ったらきっと面白いはず!」付箋にアイデアを書き出していきます。
自分たちが知らない情報もあるはずだと、インターネットでの情報収集にも取り組みます。東ルート、西ルート、北ルートそれぞれで、自転車に乗る人に立ち寄ってほしいスポットなどを挙げていきました。ついつい食べ物のお店ばかりになっていることに気付いたグループからは、「お腹いっぱいになると自転車こげないから、違う見どころも紹介しよう」といった意見も。玉野市の魅力を精一杯感じてもらうため、真剣に悩んでいます。
また、立ち寄るだけではなく、サイクリングマップをもとにしたPR動画に登場する渚さんに、道中で話してほしいトークテーマなどについても考えました。実際に本人が来校した際、プレゼンする予定となっています。
そして11月。この日は玉野高校に、渚さんと同じく吉本興業所属で「岡山県住みます芸人」のハロー植田さん、放送作家の小倉マサ志さんが来校されました。生徒が考えたマップや企画をプレゼンし、意見をもらうことになっています。
しっかり考え、プレゼン資料も作りこんで臨んだ生徒たちですが、渚さんたちを前にすると緊張の様子・・・それでも考えてきたことを堂々と発表していきます。
生徒の発表を聞き、まるでテレビ番組を見ているかのような掛け合いを見せてくれる渚さんとハロー植田さん。生徒たちの緊張もだんだんとほぐれていきました。渚さんからは、「高校生であるみなさんの感性で選んだものを見せてもらえるのが楽しみ。気負わず発表してもらいたい」との労いの言葉をいただきました。
宇野港などで魚を釣って食べてほしいという企画の提案には、お2人からすかさず「いいね!」「おもしろそう!やろう!」というリアクションが!生徒からも笑みがこぼれました。
細かいスポットや企画については完成してからのお楽しみ!ですが、キャリア教育につながる、「大人と高校生との違いは」「芸人になっていなかったらどんな職業についていたか」というようなトークテーマの提案もありました。生徒たちには、普段の学校生活ではかかわらない大人であるみなさんとの出会いを通して、自分の将来を考えるきっかけにもなっているようです。
高校生の声がしっかりと載ったサイクリングマップとなるよう、今後も検討を進めていきます。玉野市の認知度向上、観光客の誘致といった地域貢献のために高校生が頑張っています。
岡山県教育委員会公式note内でも、今後の様子をお届けしていきたいと思っています!