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児童生徒、教職員、地域の方など約350人が参加!~初めて「まびふれあい公園」への避難訓練を実施~

 9月19日、県立倉敷まきび支援学校では、児童生徒、教職員、そして地域の方々も含めて、約350人以上が参加した避難訓練が行われました。

 今年7月3日に開園した「まびふれあい公園」(学校からの距離は約500メートル)への初めての避難訓練になります。訓練では、車いす等を使用している肢体不自由部門の児童生徒も、教職員と一緒に避難しました。


10:30 地震が発生しました‼(訓練放送)🔊

 訓練スタートです。各教室では、教職員が児童生徒に頭を守るために机の下に入って、身を隠すように指示をしていました。
 突然の放送で驚いたり、不安になって、声を出したりする児童生徒もいましたが、教職員が言葉をかけると、落ち着いて机の下に隠れることができていました。

10:34 担当教員が避難経路を確認して回ります🏃‍♀️

担当の教員が各教室を一つ一つ見て回り、状況を確認します。

 その際、引き続き、机の下に隠れて頭を守るように伝えていきます。

校内の状況をPHSやトランシーバーで共有します。


10:39 避難開始🚶‍♀️🚶‍♂️👩‍🦽👨‍🦽

 教職員から落ち着いて、避難を開始するようにアナウンスがありました。

手をつないで避難する児童の姿もありました。手を握ってもらい、落ち着いて移動できています。
車いすの児童生徒も予め決められた経路を通って避難します。
※一部画像を加工しています
車いすの児童生徒は公園のスロープを上っていきます。
列になってスムーズな避難ができていました。
公園の上からみた避難訓練の様子です。
※一部画像を加工しています
避難した児童生徒たちは公園中央の「竹のゲート」付近に集まります。

10:57 避難完了です😌

 避難訓練に参加した児童生徒、教職員が、まびふれあい公園の所定の場所に集合することができました。
 最後に金島校長が「みなさん、しっかり教室では頭を守ることができましたね。落ち着いて安全に避難することができましたよ。『お・は・し・も』(※)を覚えておいて、これからもできるようにしておきましょう。」と児童生徒に伝えて、今日の訓練を終えました。

※「お・は・し・も」とは、(押さない・走らない・しゃべらない・戻らない)の頭文字で、避難するときの心得を示す標語。

金島校長が訓練の総括をします。

避難訓練を終えて🔚

 金島校長は「まびふれあい公園へ避難する訓練は初めてだったが、落ち着いて避難することができたと思う。参加してもらった地域の方に、話を聞いてみると、災害時には地域の方々は恐らく車でこの公園に避難してくるので、車いすの避難経路が確保しづらいことがわかった。実際に全校で実施してみて、わかったこともあった。今後、いろいろなことを想定しながら、児童生徒の安全のために取り組んでいきたい。」と訓練を振り返りました。

 とても暑い日でしたが、無事に避難訓練が完了できてよかったです✨
 学校では年3回避難訓練を実施しているそうです、火事や水害などを想定した避難訓練も今後実施していくそうです。


岡山県倉敷まきび支援学校の情報はこちらからご覧ください。
ブログでは学校の日々の様子もご覧いただけますよ😀