ようこそ県庁へ!中学生が職場見学にやってきた!
県立中学校等の生徒が、「総合的な学習の時間」の一環で県庁を訪問しました。
10月24日には県立岡山大安寺中等教育学校から、11月2日には県立岡山操山中学校から生徒がやってきて、職場見学をしたり県職員と質疑応答をしたりしました。
〇10月24日 県立岡山大安寺中等教育学校
1年生28名が来庁しました。就労観や勤労観の育成のため、「ジョブシャドウイング」という形で、県庁内を巡っていきます。教育庁教育政策課の職員が出迎えました。挨拶もしっかりしてくれました。
まずやってきたのは記者会見室。県庁の課室が報道各社に記者会見を行う部屋です。ここでは、県の広報を担当している公聴広報課の職員から話を聞きました。岡山県のPRをSNS上で行うならどんな投稿をするか?ということを考えたり、仕事をする上での苦労などを聞いたりすることができました。
続いは、集中配備室へ。災害時などに県の幹部が集まり、対策について話し合ったりする部屋です。ここでは危機管理課の職員から、災害時の対応などについて話を聞きました。
生徒たちが座っているのは、実際に県幹部等が会議時に座るところです。
中でも、↑この席↑ は知事が座るところで、危機管理課の職員からそのことを伝えられると、思わず歓声があがりました。
最後は教育政策課の職員から、教育委員会の仕事について学びます。「仕事をする上で気を付けていることは?」「やりがいはどんなときに感じますか?」といった質疑応答も行いました。
〇11月2日 県立岡山操山中学校
県立岡山操山中学校では、総合的な学習の時間「未来航路プロジェクト」の取組として、「岡山を知ろう」のテーマのもと、グループ別課題学習を行っています。社会問題などに対する県の施策を知ろうと、1年生4名が来庁し、県職員から話を聞きました。
「女性の働く環境について」、「少子化問題について」など、社会問題に対する岡山県の施策を学びます。「女性の働く環境」に関連して、男性の育休取得率やその向上に向けた取組を尋ねたり、少子化対策については、新聞記事を読んでもった疑問をもとに質問をしたりするなど、社会問題に対して深く考察している様子が伝ってきました。担当課の職員から示された資料にメモをしながら、理解を深めていきました。
生徒からは、「合計特殊出生率が下がってきているということは、知ってはいたけれど、実際に資料をもらって数字を見てみると、低いということが改めてわかって驚いた」、「自分たちが知らないところで、県庁の人がいろいろな取組をしてくれていることがわかった」などの感想が聞かれました。
今回の県庁訪問が、生徒たちの今後の学習等に生きていってくれることを期待しています。中には県庁で働きたい!と思ってくれた生徒がいたかも!?いつか一緒に働ける日が来るかもしれませんね。