時代が変われば刀も変わる
5月29日、岡山県立岡山操山中学校の2年生3人が、職場体験の一環で県立博物館にて備前の刀を取材しました。
取材のために説明をしてくれた学芸員さんの話によると、刀は、時代ごとに、”鋒(きっさき)の形”と”反り方”に違いがあったりと、いろいろな特徴を持っているそうです💡
こちらの写真をご覧ください✨
鎌倉時代初期の太刀(たち)「則宗(のりむね)」です!
鎌倉時代初期の刀では、小さな鋒が特徴で、持ち手の近くが反っています。
南北朝時代の太刀(たち)「盛景(もりかげ)」です!
南北朝時代の刀では、中鋒(ちゅうきっさき)という、やや大きな鋒(きっさき)が特徴で、刀の真ん中あたりが沿っています。
✨ぜひ、県立博物館を訪れて違いを確かめてみてください!✨
〜職場体験の生徒より〜
学芸員さんから直接お話を聞いたり、間近で刀を見たりするのは、新鮮で貴重な体験になりました!😊
◇編集後記
この記事は、岡山県教育庁に職場体験に来てくれた、岡山県立操山中学校の生徒が考えました。(※時間の都合により、生徒の素案を元に職員が内容及び写真の編集を行い投稿しています。)
この職場体験では、県立博物館の学芸員の方に展示品の説明をしていただき、「説明から学んだことを伝える記事にしよう!」と、3人の生徒で意見を出し合って作成に取り組みました。
・「時代が変われば刀も変わる」のタイトルは生徒が考えたものです。
職員は中々思いつかない、目を引くタイトルとなっています!
・また、すべて生徒が撮影した写真を使用しています。
取材後に記事に使うことを考え、構図などにこだわって、一枚一枚、丁寧に撮影をしていました📷