【総社高校】「サワランチム」で農林水産大臣賞!
全国漁業協同組合連合会主催の「第24回シーフード料理コンクール」の魚活チャレンジ部門で、県立総社高校家政科3年 福田 眞子さんが最優秀の農林水産大臣賞を受賞しました。
魚活チャレンジ部門は、プロ志望ではない人が対象で、全国から889点のエントリーがあったそうです。福田さんが考案した「サワランチム」は書類審査を通過し、本選に進出する7点に残りました。本選は12月に東京都で実施され、福田さんは実際に料理して「サワランチム」を披露、見事最優秀となる農林水産大臣賞を受賞しました。審査員からは、「やさしい味でおいしい」「レンジで簡単に作れるところがよい」といったコメントをもらったそうです。
3月11日、福田さんは鍵本芳明県教育長を訪問し、受賞の報告をしました。
福田さんはテレビで韓国風茶碗蒸し「ケランチム」を目にし、岡山県を代表する魚であるサワラと組み合わせることをひらめいた、と「サワランチム」誕生のエピソードを話してくれました。
全国の場での料理は緊張もあったそうですが、福田さんは2年生の頃から、県大会や中国大会で料理をしてきた経験もあり、今回も落ち着いて、調理台を清潔に保つなど衛生面にも気を配りながら調理を進めることができたと振り返ってくれました。
鍵本教育長から将来の夢・目標について尋ねられた福田さんは、「今後留学し、外国語を学び、身に付けたい。現地の人と、その国の言語でコミュニケーションをとることで世界が広がっていくだろうし、新しいことをもっと知ることができ、成長していきたいと思っている」と思いを語りました。