【総社高校】「高校生防災サミット」に向けた最後のWebミーティングが行われました。
総社高校の生徒は、6月15日(土)から21日(金)に世界銀行が主催する防災に関する国際会議「UR2024」の開催に合わせて行われる「高校生防災サミット」に向けて、他の参加校とWebミーティングをこれまで2回行ってきました。
第1回目のWebミーティングの様子は記事をご覧ください
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6月12日に第3回目のWebミーティングが開催されました。
第2回目のWebミーティングでは、それぞれの学校の防災に関する課題を解決するためのアクションプランを各校で発表し、ディスカッションを行いました。
第3回目の今回は更にブラッシュアップした案を各校が持ち寄りました。
まずは、参加校(兵庫県立姫路商業高等学校、兵庫県立舞子高等学校、宮城県立石巻西高等学校、そして、岡山県立総社高等学校)がそれぞれの課題解決に向けたアクションプランを発表します。
「様々な世代で街歩きをして、安全マップを制作する」、「座学が多いので、災害の動画を視聴して、自分事として考えてもらう」、「災害ボランティアを経験した方の話を聞く」など、様々なアクションプランが発表されていました。
総社高校は3つのグループがそれぞれ課題解決のためのアクションプランの発表を行いました。
「西日本豪雨で被害を受けた方に講演をしてもらう、そして体育館で避難所の模擬体験をして、災害時は色々なことがうまくいかないことを体験してもらう。」
「生徒に防災に対する危機感を持ってほしいけど、楽しく防災について学んでほしいという想いもある。そこで1~3年生の縦割りグループでサイコロゲームを企画した。とまったマスごとに防災に関するクイズが出題される。それをグループで解いていく。クイズの問題は災害ボランティアを経験した方に作ってもらったり、生徒自ら調べて考えていく。」
「地域の小中学校と合同で避難訓練を行いたい。そのためにまずは高校生が地域の小中学校に出前講義に行って、防災に関する楽しい講義を行う。そこで結びつきができるので、今後の合同避難訓練も実現しやすくなる。」
などを発表しました。
次に、それぞれの発表内容について、質問をして気づきを得たり、自分たちの発表内容について、質問の受け答えを行いました。
最後に、ここまでの内容を踏まえて、宣言書にどういった内容を入れていくのかを話し合います。ここでは、防災の取組を考える中で、これは宣言書に入れたいというキーワードを挙げて話をするようにファシリテーターの防災教育学会の諏訪会長から指示がありました。
「自分事」、「多くの人に知ってもらう」、「楽しみながら」、「高校生主体」、「自分で行動する」など様々なキーワードが聞こえてきていましたが、ここで予定していたミーティング終了時間となりました。
各校が15日までにさらに考えたキーワードを当日持ち寄ることになりました。当日、今日挙がったキーワードを加えて、姫路市の会場で4校が話し合い、宣言書を完成させます。
15日からの高校生防災サミットに参加する生徒は、
「課題解決の具体策を考えるのが大変でした。サイコロをふって、とまったマスで防災に関するクイズを答えるという企画を考えました。Webミーティングで他校の方からアドバイスをもらって、楽しみながら私たちの知識も深まるような企画にできました。」
「防災サミットではこれまで色々な方にアドバイスをもらって、ここまで作成することができました。感謝の気持ちを持って臨みたいです。そして、防災意識がまだまだ低い方に少しでも意識を高めてもらえるように発信したい。」と意気込みを話してくれました。
「高校生防災サミット」での総社高校生の活躍が楽しみです!
県立総社高等学校の詳しい情報はこちらをご覧ください。