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【東岡山工業高校】初開催✨「ポスターセッション&合同進路説明会」ーその① ポスターセッション編😄-

11月1日🍁、
「県立東岡山工業高校」で、
「ポスターセッション」と「合同進路説明会」
が初めて、同時開催
されました😄


↓ 当日の会場の様子です✨
大盛況ですね😲😲😲


当日の会場の様子です😄

たくさんの人が参加していて、
大盛況
ですね😲😲😲

「東岡山工業高校」の体育館で、
2つのイベントが同時開催
されました✨



今回は、この2つのイベントを、
「ポスターセッション編」と「合同進路説明会編」
の2回に分けて、紹介します😀


こちらの記事では、
「ポスターセッション」の様子を紹介
します✨


↓  「合同進路説明会」の様子はコチラから♬



↓ 今回のイベントの「チラシ」は、コチラです✨

「ポスターセッション&合同進路説明会」
の「チラシ」
です😄

ワクワクするような2つのイベントが、
同時開催
されました♬♬


【「ポスターセッション&合同進路説明会」とは❓❓❓】

「企業」や「学校」の担当者に、
生徒たちの「ポスターセッション」の発表を聞いていただき、
「東岡山工業高校」の3年生の生徒たちが、日頃からどのような研究を行っているのかを知っていただくのとともに、
企業の方から「アドバイス💡」をいただき、今後の研究の参考にするという「初の試み✨」
です😲

また、「東岡山工業高校」の2年生にも、
来年度に向けて、3年生の「課題研究」の取り組みを見学すると同時に、
企業・大学・専門学校の「合同進路説明会」のブースを設けて、生徒たちの「進路意識の向上」につなげるイベント
です✨

「生徒」と「企業」や「学校」がつながる瞬間⏳を、ぜひご覧ください♬♬


↓ 当日の「ポスターセッション」のタイムテーブルです😄

たくさんの「研究テーマ」で、生徒たちが発表するようですね♬♬

授業の1限目(8時55分~9時45分)と
2限目(9時55分~10時45分)
の時間帯に開催
しました😄



↓ 当日の会場である「東岡山工業高校」体育館のレイアウトです✨

「ポスターセッション」と
「合同進路説明会」
を同時開催しています✨


前置きが長くなりましたが💦、
それでは、
「ポスターセッション」の様子をお届けします📪✨


😄東岡山工業高校🏫 ポスターセッション「ロボットコンテストに向けて」✨


まずは、
「県立東岡山工業高校」電気科の生徒たちの「ロボットコンテストに向けて」の「ポスターセッション」を紹介します✨


「東岡山工業高校」電気科の生徒が、
「ロボットコンテストに向けて」というテーマで、
「ポスター」を使用した発表
をします✨


「ポスターセッション」とは・・・

生徒たちが取り組んだ「研究テーマ」について、簡潔にまとめた「ポスター」を使用して、会場を訪れた方たちに向けて、自分たちの取り組みの成果を発表し、質疑応答を行います

当日は、同じ会場で「合同進路説明会」も開催されていたため、ブースを出展していた「企業」や「学校」の方たちにも、生徒たちの研究や取り組みを見ていただく機会にもなりました✨

また、同日には「授業参観」も開催されており、生徒たちの保護者の方にも、生徒たちの日頃の研究の成果について知っていただく、貴重な機会ともなりました😄


「ロボットコンテスト」とは・・・❓

「全国高等学校ロボット競技大会」のことです✨

暑さがまだ厳しい8月27日🌞、
「県立倉敷工業高校」で、
「第32回 全国高等学校ロボット競技大会 岡山県予選会」が開催されました✨
この予選会で1位と2位を獲得した「東岡山工業高校」のチームが、
10月26日、27日に開催された、
「第32回 全国高等学校ロボット競技大会 栃木大会」に出場しました✨

今回開催の「ポスターセッション」では、「ロボットコンテスト」に出場した生徒たちが、自分たちの「研究テーマ」について、「ポスター」を使用して発表します✨


↓ 「ロボットコンテスト岡山県予選会」の様子は、コチラからご覧ください✨


生徒たちが発表した「ポスターセッション」の内容を紹介します😄


「ロボットコンテストに向けて」
の研究テーマについて、
ブースを訪れた方に
わかりやすく説明する生徒😄


「ロボットコンテストに向けてロボット製作!!✨」

★研究テーマについて✨
「ロボットコンテスト」に向けて、ロボットを製作します。

競技ルールについて
「リモコン型ロボット」と「自律型ロボット」の2種類を製作します。

「リモコン型ロボットの役割」とは・・・✨
・メガホンの回収と設置
・テニスボール、ゴルフボール、ピンポン玉の回収と設置
・バドミントンのシャトル(羽根)の発射

「自律型ロボットの役割」とは・・・✨
・坂の上り下り
・S字走行
・ボックス(シャトルを入れる、プラスチック製の箱)の回収

「私たちが製作したロボット」について✨
 「リモコン型ロボット」には、どんな「機構(※注1)」を採用したのでしょうか❓
 
・メガホンの回収には、「滑車」を使った「上下機構」(上下の動作をするメカニズム)を採用
・ボール類を取る「機構」には、挟むように取る動作ができるものを採用
・シャトルを飛ばす「機構」には、輪ゴムを使用し、飛ばす動作ができるものを採用

「自律型ロボット」には、どんな「機構」を採用したのでしょうか
・ロボットに「超音波センサー」を取り付け、ロボットが壁に当たった時に、壁を検知する「機構」を採用
・「エンコーダ(※注2)」を使用し、回転数を読みながら、旋回を行う「機構」を採用  
・「コンテナ車」を参考にして🚚、「ボックス」をつかみ取る「機構」を採用

(※注1)「機構」とは・・・❓    
「工業機械」において、さまざまな部品がお互いに関連し合って働く仕組みのことです。機械の内部構造、メカニズムとも言います。

(※注2)「エンコーダ」とは・・・❓
精度の高い「位置制御センサー」のことです。事務機器や工業用ロボットなどに、広く使用されています。


日々、
みんなで協力しながら、
研究を重ね、
「ロボットコンテスト」
の全国大会に出場しました✨


会場を訪れた保護者の方も、
生徒たちの発表を聞いています✨

「ポスターセッション」が開催された日は、
「授業参観日」でもありました🏫


生徒たちの発表に、
熱心に耳を傾ける保護者の方も
おられました✨


生徒たちの「ポスターセッション」を熱心に聞いていた保護者の方に、お話を聞いてみました💡


「東岡山工業高校」機械科の生徒の
保護者の方
です✨

こちらの方のお子さんは、
他のブースで発表をしていたのですが、
「ロボットコンテスト」にも、
興味を持たれて、
熱心にお話を聞かれていました



  

Q 「生徒たちの『ポスターセッション』の発表を聞かれて、どんな印象を持たれましたか💡❓」

A 😊「『東岡山工業高校』には、『機械科』や『電気科』などの専門科がありますが、それぞれの科が、とても面白い取り組みをしていますよね。

電気科』の生徒たちの発表は初めて聞いたのですが、とても良い発表でしたし、今日の『ポスターセッション』は、私も含めた保護者たちが、生徒たちの研究の成果を見る良い機会だと思いました。

また、発表後に、生徒たちに直接、話が聞けたり、質問ができたりするのも、とても良いですね。」


発表した生徒たちに、
お話を聞いてみました🎤

「ロボットコンテストに向けて」の
「ポスターセッション」を担当した、
「東岡山工業高校」の生徒たち✨


Q 「『ロボットコンテスト 岡山県予選会』で、『東岡山工業高校』のロボットが見事1位と2位の座を獲得されましたが🏆、その後、出場された『全国大会』での結果はどうでしたか💡❓」

A 😊「ロボットの整備不足で、競技中に、ロボットの滑車が取れました💦 みんなで一生懸命頑張って取り組みました✨『全国大会』での入賞はかないませんでしたが💦、最善を尽くしました✨


Q 「そうでしたか💦 『岡山県予選会』に取材に行って、みなさんが製作したロボットの走りを見ましたが、そのスピードは圧倒的で、とても感動しました
『全国大会』では入賞できなかったですが💦、今後は、この経験をどのように生かしたいと思いますか💡❓」

A 😃「今回の整備不足によるトラブルを次に生かすため、今後は『念入りな準備』をしていきたいと思います✨」


Q 「今後、ロボットの改良をする予定はありますか💡❓」

A 😊「上下機構で使用しているモーターの滑車に付属している糸の大きさを、今より大きめにつくれば、滑車を上下させる糸を速く回収することができます✨ それは、ロボットの動作の速さを追究するための改良になります💡

他にも、今は、シャトルを飛ばす機構は、自分たちで調整して飛ばすようにしていますが、ロボットを壁に当てるだけで、シャトルを飛ばすことができるように改良したいです✨

また、そもそも、電圧を足して、ロボットの走行速度をもっと上げたいです😊


Q 「保護者の方も、発表を聞いていましたね✨」

A 😄「熱心に質問もしてくださったので、とてもありがたかったです✨ 私たちの研究テーマに興味を持ってくれる方もおられるので、今後も、ロボットを改良して、研究を続けていきたいと思います✨ 」

 
「東岡山工業高校」のロボットの魅力は、
その「力強さ」と「スピード」です♬♬


これからも、研究を続けて、
ますます、グレードアップしたロボットの走りを見せてくださいね
😉



😄高梁高校×高梁城南高校「ちゃり飯」ポスターセッション🚴


「ポスターセッション」には、
「東岡山工業高校」の生徒だけではなく、
他校(高梁城南高校)の生徒も参加していました
😊


今回「高梁城南高校」が発表した「ポスターセッション」は、
「第2回 ヒルクライムチャレンジ グランフォンド高梁2024」で、
10月6日に行われた「ちゃり飯」という取り組みです🍚


「ヒルクライムチャレンジ グランフォンド高梁2024」とは・・・🚴

タイムや順位を競うレースではなく、高梁市全域をサイクリングで巡るイベントです🚴

もともと開催されていた、タイムを競う、
「ヒルクライムチャレンジシリーズ 高梁吹屋ふるさと村大会」
を踏まえて、どなたでも参加しやすく、より一層「高梁の魅力」を感じてもらうために、「ヒルクライムチャレンジ グランフォンド高梁」として、アップデートされました✨

「グランフォンド」とは、イタリア語で「長距離を移動する」という意味で、自転車競技が盛んなイタリアでは、長距離を走る自転車のイベントのことを言います💨


鮮やかなブルーのTシャツを身につけているのが、
「高梁城南高校」の生徒
です😊


鮮やかなブルーのTシャツに、
思わず目がとまります😄


「グランフォンド高梁2024」で、
「高梁高校」家政科の2年生
と、
「高梁城南高校」の生徒が協力
して、
企画や調理をした、
「たかはシリアル(シリアルバー)」
「高梁縁どら焼き(ミニどら焼き)」
を、
ゴールした参加者の疲労回復のために配りました✨


この2つを「ちゃり飯」と名付けました♬♬
「自転車イベント」の参加者の疲労回復を促すので「ちゃり飯」です🚴

「たかはシリアル」と「高梁縁どら焼き」の生地には、
高梁市の特産品である「高梁紅茶」を煮立たせて、混ぜ込んでいます


↓ 当日の様子は、
 「高梁高校」のブログを、ご覧ください
😊



こちらは、
「高梁城南高校」の生徒に、
「東岡山工業高校」の生徒が質問
していますね✨


さて、
「東岡山工業高校」の生徒は、
「高梁城南高校」の生徒に、
どんな質問
をしたのでしょうか😉


🚴「ちゃり飯」の「ポスターセッション」をした「高梁城南高校」の生徒へ「東岡山工業高校」の生徒から質問

Q ✋「ズバリ、『ちゃり飯』の取り組みで、失敗はありますか💦❓」
A 😊「失敗は、シリアルバーを包丁で切り分ける時に、形が崩れてしまったことです💦」

Q ✋「どら焼きの方での失敗は、ありますか💦❓」
A 😊「失敗は、ありません😊 けっこう上手に作れました✨」

Q ✋「当日の参加人数は、どれくらいでしたか✨❓」
A 😊「500人から600人の方が参加してくれました♬♬ 当日は暑かったので、『ちゃり飯』を提供するのが大変でしたが💦、多くの方が来てくれて、とても嬉しかったです✨」

Q ✋「『ちゃり飯』の魅力を教えてください!」
A 😊「1つ目は『私たちが知っている高梁をアピールできる点』、2つ目は『手軽に食べられて、疲労回復できる点』です✨」


質問された生徒は、
はっきりとした声で、
的確にしっかりと答えていました✨


「ポスターセッション」で
「ちゃり飯」について発表した、
「高梁城南高校」の生徒たち
です✨

『高梁城南高校』は、
『地元の商業施設』や『市役所』などの
地域との連携が強いので、
『ちゃり飯』のイベントを開催することができました
🚴」
と笑顔で話してくれました😊


話は変わりますが・・・💡

あらら❓
生徒たちが着ている、ブルーのTシャツに、
「失敗おめでとう」
と、ホワイトで書かれていますね💡


ネガティブなイメージを描くことが多い「失敗」💦を、「おめでとう」と祝っているのは、なぜでしょうか😉❓


その理由については、
「高梁城南高校」で、
10月23日に開催されたイベント「失敗の日」
の記事を、ご覧ください♬♬


話を戻しますが、
今回の発表でも、
「失敗」について話してくれた、
「高梁城南高校」の生徒たち💡


次は、
地元高梁市にある「栄町商店街」でのイベントで「ちゃり飯」を提供する予定です🚴


発表の時に、生徒たちは、
「失敗から学んだことを、次のイベントの際に生かしていきたい」
と話していました😊

「失敗」をポジティブにとらえ、
一歩一歩、前に進んでいく気持ちが、
発表の端々に表れていました



😄東岡山工業高校🏫 ポスターセッション「アクアポニックス」(設備製作)🐋🐋


「東岡山工業高校」の生徒たちは、
「アクアポニックス」についても、研究しています🐋🐋


「東岡山工業高校」では、
「工業的な観点」で、
「食料の分野」にアプローチをし、
「アクアポニックス」のプロジェクトを立ち上げ、
「持続可能な解決策」を見いだしています✨


なんと😲😲😲
この取り組みは、
多くのメディアで取り上げられ、注目を集めています✨
      

「東岡山工業高校」
の生徒たちが作成した、
「アクアポニックス」
の研究に関するポスター(その①)✨


少し長くなりますが💦、
「アクアポニックス」について説明しますね
😉


「アクアポニックス」とは・・・❓

「水産養殖(アクアカルチャー)」と「水耕栽培(ハイドロポニックス)」を組み合わせた言葉です✨
「アクアカルチャー」+「ハイドロポニックス」
=「アクアポニックス」
です。

★「水産養殖」とは、どんなもの❓
水の中で、繁殖させた動植物を収穫し、人が消費するために加工する方法です。
現代社会では、「食料」「エネルギー」「環境問題」が深刻な状況となっています。
そんな中でも、魚は「天然資源への依存」が大きく、日々、漁獲量は減少しています💦
「食料不足」に備えるため、まさに今、「養殖の価値✨」が見直されています。


★「水耕栽培」とは、どんなもの❓
土を使用せずに、植物を「水」と「液体の肥料」のみで育てる栽培方法のことです。
植物の根の部分を「液体の肥料」に浸すことで、根から、植物の栽培に必要な「水分」や「養分」を吸収させて、植物の成長を促す方法です。


★「東岡山工業高校」の生徒たちが挑戦している「アクアポニックス」とは・・・🐋🐋
① ひとつの水槽の中で、魚と植物を同時に育て、魚に食料(えさ)を提供します。
② 魚から排泄される排泄物を、水中に存在する「微生物」が分解します。「微生物」が分解されて発生した「窒素」や「リン酸」を、植物の「養分」として利用し、その成長を促します。
③ 魚の排泄物を「微生物」が分解することにより、水槽内の水も「浄化」されます。
④ 植物は、「光合成」により「酸素」を生み出します。魚は、水中に溶けだしている酸素を使って呼吸し、生命を維持していきます。
⑤ 水槽内では、①から④のサイクルを繰り返して、循環しているので、これを「循環型農法✨」と言います。


★「好適環境水」を使用した「アクアポニックス」とは・・・🐋
「東岡山工業高校」では、この「アクアポニックス」を、「岡山理科大学の全面協力」を受けて、「好適環境水」を使って行うこととなりました。

「好適環境水」とは・・✨
海水の中から、魚に必要な成分を「ナトリウム」「カリウム」「カルシウム」などに絞り込み、「淡水魚」も「海水魚」も、同じ水槽で飼育することができる「人工飼育水」のことです。

「海水」で野菜や果物はまず育ちませんが💦、「好適環境水」なら、魚🐋を育てながら、植物・野菜・果物などを育てることができます。

「アクアポニックス」に取り組んでいる高校は、他にもあるようですが、「好適環境水を用いたアクアポニックス」となると、高校では「初の試み✨」です😊

「東岡山工業高校」では、前例のない取り組みに、高校生が挑戦しています😲😲😲


コチラが、
「アクアポニックス」の水槽です
🐋🐋


「東岡山工業高校」の生徒たちが
取り組んでいる、
「アクアポニックス」の水槽です🐋🐋


水槽の拡大写真です🔍

水槽の中には、
「好適環境水」が入っています✨

なんと😲😲😲
「淡水魚」と「海水魚」
を一緒の水槽で飼育することができます🐋🐋


長くなりましたが💦、
「アクアポニックス」の概要説明を終わります
🙇

「東岡山工業高校」
の生徒たちが作成した、
「アクアポニックス」
の研究に関するポスター(その②)✨


↓「東岡山工業高校」の生徒たちの、
「アクアポニックス」の取り組みについての詳細は、コチラをご覧ください🐋🐋



「東岡山工業高校」の生徒たちが、
「ポスター」を使って、
自分たちの研究テーマを発表しています


「アクアポニックス」
についてまとめた
「ポスター」を使って発表をする、
「東岡山工業高校」の生徒たち✨


「東岡山工業高校」には、「5つの専門科」があります🏫

今回の「アクアポニックス」では、それぞれの専門科が「得意分野」を生かして、業務を分担しています🐋🐋

このような「各科の連携」によって、「アクアポニックス」のプロジェクトは、日々、前進しています🏃🏃🏃

例えば、次のような業務の分担をしています🐋🐋
 ★【工業化学科】   大型水槽の「水質管理」
 ★【設備システム科】 大型水槽の「化粧板」の製作
 ★【電子機械科】   「ドラム式水耕栽培槽」の製作
 ★【機械科】     水耕栽培棚の製作
 ★【電気科】     消費電力計測装置の製作



ブースを訪れた人たちに、
わかりやすく説明をしています✨


「アクアポニックス」について🐋🐋

『アクアポニックス』の研究テーマでは、魚の排泄物を、バクテリアに分解して、育てている野菜の養分として吸収させます。

大型水槽では、『メバル』の養殖を行っています。

また、1日1回、「水槽の掃除」や「水質管理のための測定」をしています。
水槽には「好適環境水」を使用しているので、「淡水魚」と「海水魚」を一緒の水槽で飼育することができます🐋🐋

実は、このプロジェクトは、「水質検査」や「水質管理」がとても大変です💦
『メバル』以外の魚の養殖にも挑戦しましたが、うまくいきませんでした💦

日々、みんなで試行錯誤しながら、『アクアポニックス』の研究テーマに取り組んでいます🐋🐋」





こちらでも、
生徒たちの発表を一生懸命聞いている方がおられます✨

「東岡山工業高校」の生徒たちの発表に
真剣に耳を傾けている方がおられますね😃
(写真左)


生徒たちの話を聞いていた、
「金沢工業大学」
プロジェクト教育センター プロジェクト教育推進室 課長の
松尾 幸治(まつお こうじ)さんに、お話を聞いてみました✨

「金沢工業大学」の
松尾さん
です✨

「東岡山工業高校」の
「アクアポニックス」の取り組みに、
もともと注目されていました😄

   

Q 「今日、こちらの会場に来られたきっかけを教えてください😃

A 😃「約半年ぐらい前に、『東岡山工業高校』の藤原校長先生より、『このようなイベントをしてみたい』というお話を伺っていたことと、

『東岡山工業高校』の『アクアポニックス』のプロジェクトについても、以前から知っていたので、実際には、どんなことをしているか、とても興味があったので、会場に来ました。


Q 「実際に『アクアポニックス』の発表を聞かれた感想を教えてください🐋🐋」

A 😊「本当に、生徒たちが『自分たちの取り組み』として活動されているということが、よく伝わってきました。

今日は『授業参観日』でもありますよね。

保護者の方たちにとっても、今日初めて知る『生徒たちの取り組み』もあると思うので、もし、生徒たちの話を聞いた保護者の方がわからないことがあれば、直接、生徒たちに、いろいろな質問をすることができます。

そして、その質問に対して、生徒たちが直接『保護者の方たちに、答えること』ができますよね

そういったやり取りの中で、
生徒たちは『自分たちは、みんなが知らないような、特別なプロジェクトに取り組んでいるのだ』ということに気づき、自覚し、それはやがて『自信』にもつながっていくと思います。

   

「東岡山工業高校」の
藤原 亨祐(ふじわら こうすけ)校長
です✨

会場内で、生徒達の様子を、
温かく見守っていました😊



😄東岡山工業高校🏫 ポスターセッション「アクアポニックス」(ステージ発表)🐋🐋


さきほどは、
「東岡山工業高校」の生徒たちが行った、
「アクアポニックス」の「ポスターセッション」について紹介
しました🐋🐋


こちらも、
同じく「アクアポニックス」の「ポスターセッション」ですが、とても関心が高く、注目されている取り組みですので、「ステージ発表」も行い、さらに詳しく説明しました🐋🐋


「アクアポニックス」について、
「ステージ発表」をする、
「東岡山工業高校」の生徒たち


生徒たちの「ステージ発表」を紹介します😊


「アクアポニックス」について🐋🐋

『アクアポニックス』を使用するメリットについて、発表します✨

 ① 魚の成長速度が速い
 ② 高い生産性がある
 ③ 管理された水槽内で養殖されているため、食の安全性が高い
 ④ 高い収益性がある
 ⑤ 植物が育つ
 
この5つが、メリットになります。

次に、
『アクアポニックス』で一番重要なことについて説明します💡

一番重要なのは『水質管理』です。
私たちは、授業や実習などで身につけた技術を生かし、日々『水質の分析』を行い、『水質管理』を行っています。

例えば、『アンモニア』や『硝酸』などのpH(ペーハー)については、6.5から7.5pH以内の値におさまるよう、コントロールしています。

『アクアポニックス』の設備では、
『岡山理科大学』の『好適環境水』を使って、メバルの養殖を行っています。
  
昨年、『電子機械科』の『課題研究』の方で、『ドラム型水耕栽培装置』を製作しました。
『ドラム型』にすることで、限られた空間の中で、多くの植物を生産することができます。」

  

こちらが、
「ドラム型水耕栽培装置」です✨
「電子機械科」の生徒たちが製作しました😄

確かに、
「ドラム型」にすることで、
多くの植物を生産することができますね
😲😲😲



日々、お互いに切磋琢磨しながら、
「アクアポニックス」の研究にいそしむ、
「東岡山工業高校」の生徒たち✨

    

生徒たちの発表は、続きます✨

「アクアポニックス」は、3つの班で役割分担しています🐋🐋

「3つの班の役割」について、説明します✨

①植物栽培班・・・自分たちで設備を製作した「水耕栽培」にチャレンジしています。

②養殖水産班・・・日々の魚の養殖や、植物以外に、果物のバナナ栽培をしたり、水槽内の水質管理を行っています。
また「FRP水槽」(「FRP」とは、繊維強化プラスチックのこと)と呼ばれる、頑丈な水槽も製作しています。


③設備製作班・・・魚の養殖も行いますが、バナナの繊維を取り出したり、溶接の技術も生かしながら、『アクアポニックス』の設備製作を行ったりしています。

日々、さまざまなことを経験しながら、生徒自らがそれぞれの得意分野を生かし、テーマの研究を続けています。

 

こちらが、
「東岡山工業高校」の生徒たちが、
「アクアポニックス」の研究テーマの中で、
栽培したバナナ
です🍌

バナナの立派な実が、
鈴なりになっていますね
🍌🍌🍌

生徒たちの研究テーマの中から生まれた、
貴重な成果のひとつが、
こちらのバナナ
です😉


自分たちで栽培したバナナを
収穫する、
「東岡山工業高校」の生徒たち✨


    

「アクアポニックス」の「ステージ発表」をした、
「東岡山工業高校」の生徒たちにお話を聞いてみました🎤

「アクアポニックス」の
「ステージ発表」をした、
「東岡山工業高校」の生徒たち
です✨


「ステージ発表」終了後に、
お話を聞いてみました✨

明るくハキハキと答えてくれた、
「東岡山工業高校」の生徒たちです😄


Q 「今日のステージ発表までに、どんな準備をしましたか💡❓」

A 😊「今年、岡山ガスさんが主催の『岡山ガスビジネスプランコンテスト2024』に、『循環型農法アクアポニックスを利用した食料問題の解決とビジネスモデルの構築』という研究テーマで応募しました。

私たちは、一次産業の『農業』と、二次産業の『工業』、三次産業の『商業』を組み合わせた『六次産業』を目指した取り組みをしています。
平成22年度から32年度にかけて、『アクアポニックス』の市場規模は、2倍以上にふくらむ予定です。

現在の設備では、かなりの電気代がかかるので💦、将来的には『電気代の削減』を目指し、ビジネスプランの構築に取り組んでいます。

コンテストに応募した結果、『学生部門(高校生の部)』で、ファイナリストに選ばれました。
その時に準備した内容と重複する部分が多いので、以前から、着々と準備は進めていましたが、今日のステージ発表に向けての本格的な準備をしたのは、約1か月前からです。」


Q 「東岡山工業高校の『アクアポニックス』の取り組みは、メディアでも数多く取り上げられていますね。実際に取り上げられた感想について、教えてください✨」

A 😄「テレビに出演する際には、かなり緊張しました。
ですが、やはり、日々『アクアポニックス』の研究に携われるのは楽しいですし、私たちのような『工業系の学校』に通いながら、魚の養殖をする経験はなかなか無いと思うので、貴重な経験✨だと思います。」

 

「ステージ発表」で使用した「ポスター」を
手に持って、答えてくれました✨



今回の「ポスターセッション」で発表してくれた生徒たちの「研究テーマ」は、すべて目を見張るような素晴らしいものでした


日本の未来✨」を背負って立つ高校生たちの輝かしい姿は、まさに、私たちに「明るい希望」を与えてくれました😄


これからも、そのひたむきな、希望あふれる取り組みを続けていってくださいね✨



今回の記事の中に登場した、
「岡山工業高校🏫」
「東岡山工業高校🏫」
「津山工業高校🏫」
「高梁城南高校🏫」を含めて、
岡山県内には、たくさんの魅力的な県立高校
があります✨

「おかやま県立高校ナビ」をぜひご覧くださいね😃






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