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「災害時学校支援チームおかやま」被災地派遣報告会

 岡山県教育委員会では、令和6年度能登半島地震により被害を受けた学校の支援のため、「災害時学校支援チームおかやま」のチーム員を派遣しています。
 1月10日から先遣隊が石川県七尾市に入り、学校再開に向けて情報収集を行いました。それをもとに、1月16日から、第一陣のチーム員5名が派遣され、1月20日まで被災地の学校支援にあたりました。そして現在は、第二陣6名が引き続き支援にあたっています。

 1月24日、第一陣のチーム員が県庁を訪れ、被災状況や活動実績について県教育長に報告しました。

 第一陣のリーダーを務めた勝間前矢掛小学校長が、現地の様子を写真で紹介しながら活動実績を報告しました。

学校再開に向けての掲示
通学路の危険箇所の確認
教職員とともに安全マップの作成
教職員から悩みごと・困りごとも聞きます
運動場を駐車場として使えるよう整備

 チーム員からは「被災地に行き、実際に活動をする中で、このチームの意義・大切さを再確認することができた」「学校が避難所になっている中、学校再開も目指すということで、その二つを両立していくことの難しさを感じた」「今後の課題は、子ども・教職員の心のケアだと思う」といった報告がありました。
 心のケアの重要性については第二陣にも引き継がれています。第二陣の中には、養護教諭がいます。さっそく23日には、学校で心のケアに関する研修を実施しました。
 他にも、順次学校が再開しているので、教室環境の整備や保護者送迎時の交通整理などをチーム員が担っています。

 引き続き、被災地の早期学校再開のため、教職員、そして子どもたちの笑顔のため、岡山県教育委員会「災害時学校支援チームおかやま」は取り組んでまいります。