
【真庭高校】県南北の高校生が地域をガイド「真庭バイオマスツアーガイド」編
みなさん、
「自分自身の推しポイント」って、自分でわかりますか😀❓
「自分自身でよくわかっている部分」と、
「ほかの人から言われて、初めて気づいて知る部分」ってありませんか😉❓
「岡山県立真庭高校」と「岡山県立倉敷古城池高校」では、
お互いの学校のある地域(真庭市と倉敷市水島地域)をそれぞれがガイドする 「真庭バイオマスツアー&水島コンビナートクルーズガイド」を初めて開催しました✨
ねらいは、お互いの学校のある地域のことを知り合い、その地域の良さを、そこに住んでいない生徒の目を通して、気づき、そして知ることです😉
今回は、
8月6日に開催された「真庭バイオマスツアー」の1日を振り返ります🚌💨
8月9日に開催された「水島コンビナートクルーズガイド」の様子は、コチラからご覧ください ⛵ ↓
この日、ツアーに訪れた「倉敷古城池高校」の生徒たちに、真庭バイオマスマイスターに認定された真庭高校の生徒3名が、ツアーガイドを行いました✨
「真庭バイオマスマイスター」とは・・・
「真庭高校」の「経営ビジネス科」では、
真庭観光局と連携し、1年生から3年生にかけて「バイオマスツアーガイド養成講座」を実施しています。
令和5年12月22日、「バイオマスツアーガイド認定試験」に合格した経営ビジネス科2年生の7名に対して、
「真庭バイオマスマイスター」認定授与式が行われました。
授与された生徒たちは、ガイド技術を磨き、
令和6年度より「バイオマスツアー」で「ツアーガイド」に挑戦しています。
さぁ、いよいよ「真庭バイオマスツアーガイド」の開始です😀
今回、「真庭バイオマスマイスター」として、ガイドをつとめる「真庭高校」の3名の生徒たちです✨
「経営ビジネス科」3年生の、
屋敷 大陽(やしき たいよう)さん、
山口 愛乃(やまぐち えな)さん、
藤井 祐也(ふじい ゆうや)さん
です✨
ツアー開始前の3人の様子です😉

3人の様子です🚌💨
写真左から、屋敷さん、山口さん、藤井さんです😀
いよいよ、バスが到着です🚌💨
バスの中には、すでに、「倉敷古城池高校」の生徒たちが乗車しています✨

「さて、どんなツアーになるかな❓❓❓」
バスが到着してから、
ワクワク感がどんどん高まっていく中✨、ガイドツアーが開始しました♬♬
まずは、屋敷さんが、本日のツアーの目的について説明します😀

同じ高校の1年生に、
今回と同じルートで
ガイドツアーを
何回も繰り返してきました💡
なので、
場数を踏んでいます🚌💨」
と話してくれた屋敷さん✨
「本日のツアーは、
バイオマスエネルギーについて、
真庭市の『バイオマスタウン』を見学し🔍、
持続可能な社会を構築するために、
エネルギーに関連して、
『どんなことが必要か❓』
『温暖化防止のために、どんな行動ができるのか❓』
について(真庭高校と倉敷古城池高校の生徒が)一緒に考え、『行動するきっかけづくり』を目的としています✨」
次に、藤井さんが「真庭市の概要」について、ガイドします😉

「ちょっと緊張しています💦
今回のガイドの見通しはできていますが、
それは想像でしかありません😥
その見通しを基礎にして、
『臨機応変』に対応していきたい」
と頼もしく話してくれた藤井さん
「真庭市は『平成の大合併』により、市町村が合併して、誕生しました🎁
その面積は828平方キロメートルで、岡山県内の自治体では、一番大きな面積を誇っています♬
その面積の8割が『森林』で、古くから『林業』が盛んな町として、栄えてきました✨」
「海外から、安価な木材が輸入されている状況の中で、(林業に携わる人たちが)一生懸命育てた木が高く売れなくなりました💦
真庭でも、林業をやめる人が増えてきましたが、これではいけない💦と、真庭市は、当時の若手経営者のリーダーを集めて、『21世紀 真庭塾』という会議を開催しました💡
その会議の中で、
『木材の町、真庭』を復活させよう✨
『回る経済』をつくろう✨
という話になり、『バイオマス発電』を開始したという経緯があります💡」

倉敷古城池高校の生徒たちが乗車しています🚌
バス内でのガイドは、
真庭高校の生徒3名が交代で行います🎤
次に、
「真庭観光局」の松下さんが、ツアーの最初の目的地である 「真庭バイオマス集積基地 第2工場」について、説明しました🎤

津山東高校卒業生の松下さん😀
高校在籍中に
「地域活性化を担う人材になりたい」
と思い、
神戸にある大学で「観光学」を学びました📝
ゼミ活動で培ったノウハウを、
「地元真庭」で活かすため、
現職に就いたそうです😲
山口さんもガイドをします😀

「ちょっと緊張はしていますが💦、
ツアー前日も3人で練習をしたし、
流れはわかっているので、
大丈夫だと思います✨」
と話してくれた山口さん😀
「今から『真庭バイオマス集積基地 第2工場』を見学します😀
『第2工場』は、約9年前に、真庭市が立ち上げました✨
木材の『燃料チップ』をつくることを目的として、 この工場がつくられました😉
三方を斜面に囲まれた土地がすべて敷地です💡その面積は、約25,000平方メートルです✨
『第2工場』の後に見学する『バイオマス発電所』では、『第2工場』でつくられた『燃料チップ』を燃やして🔥、
その熱で、水を沸騰させ、
水蒸気でタービンを回して、
発電しています💡」
バスの窓の外に、うずたかく積み上げられた木材が見えてきましたね🔎

いよいよ、最初の目的地に到着です🚌💨

最初の目的地に到着です🚌💨
「真庭バイオマス集積基地 第2工場」の看板が、目の前に見えてきましたね😲

「真庭バイオマス集積基地 第2工場」の看板🔍
現地に到着後は、
「真庭木材事業協同組合」の藤井さんより、施設についての説明がありました✨

かつて「真庭バイオマスツアー」
に参加したのが「きっかけ」で
現在の仕事に就いたそうです😲
「みなさん、この『第2工場』に積んである、たくさんの木材が見えますか❓
中には、太い丸太もありますね💡
ただ、丸太にそのまま火をつけても、燃やしにくいですね💦
なので、 燃えやすい『燃料チップ』にすることを目的として、この工場がつくられました😉」

とても興味深い説明を聞きます😀
「工場に来るトラックは、事前に、工場内の事務所で、トラック本体の重量が計測されます💡
事務所内のコンピューターのサーバーに、その情報が蓄積されます💻
実は『トラックの重量』だけでなく、運ばれてくる丸太が『誰の所有の、どこの番地の、どの山から伐採されたものか❓』についても、事前に情報が登録されます🚚
なぜ、そんな情報を登録する必要があるのでしょうか❓
良くないことですが💦、中には、人の山に無断で入って、許可を得ずに、木を切って持ち出す人がいます😠
そんな木を使ってつくった『燃料チップ』を燃やせば、当然、チップを燃やした発電所も罰せられます😢
なので、きちんと、事前に登録をして、許可を得た木材でないと、工場では受け取ることができません💦」

事務所で登録されたトラックから、
許可を得た木材が次々と
「第2工場」の敷地内に降ろされていきます💡

真剣に耳を傾ける
「倉敷古城池高校」の生徒たち✨

やがて「燃料チップ」になるのですね😲
中には、
メモを取りながら、真剣に話に耳を傾けている生徒たちもいました😀

真剣に話を聞く生徒たち✨
第2工場内では、見学中も、ブルドーザーで木を運搬する作業がひっきりなしに行われていました💡
木を運ぶ「ガシャガシャ」という大きな音が、周囲に響き渡ります😲

ここで、山口さんが、真庭バイオマスマイスターの資格を取った経緯について、取材陣に話してくれました😀

バイオマスマイスターになった山口さん😀
「『地元の真庭で、何かできることはないかな✨』と思い、『バイオマスマイスター』の資格を取りました😀
もともと人前で話すのは苦手でしたが💦、マイスターになってからは、少しずつ克服できてきました✨」
「今日の目標は、『倉敷古城池高校』のみなさんに、わたしの地元、真庭のことを、何か知って帰ってもらいたいと思います✨」
次に、同じくバイオマスマイスターの藤井さんから、ツアーに寄せる思いについて、聞いてみました😀

「バイオマス」について
全く知らなかったという藤井さん💡
「今は、知らないことだからこそ、
いろいろと学べることが嬉しい」
と前向きに話してくれました✨
「マイスターとは、自分たちが学んだことを、自分たちだけで終わらせるのではなくて、それを『生徒』であったり、『地域の方々』であったり、『県外の方々』であったり・・・、
それぞれの方たちに『真庭には、こういう良い所があるよ✨』ということを『自分たちマイスターの力』で伝えられる存在なのかなと思います💡
その伝え方は、たくさんあると思いますが、自分としては、例えば、ツアーに参加した方々に、実際に見ていただいたり、聞いていただいたりして、『五感』で楽しんでいただきたいと思っています✨」
今回のツアーに参加していた、「倉敷古城池高校」のコーディネーターである、古川 明(ふるかわ あきら)さんにも、ツアーに寄せる思いを伺ってみました😀

笑顔で話してくれた
古川さん✨
古川さんは、
「みずしま滞在型環境学習コンソーシアム」
の会長でもあります😀
「高校生たちが『社会』や『経済』について、詳しく知ることがなく、進路を決めてしまうことについて、ずっと疑問に思っていました💦
社会に出る前に、さまざまな分野のことについて幅広く学ぶことがとても大切です✨
今回のツアーが、まずは、高校生たちに『社会』や『経済』について、いろいろなことを学んでもらって、その後に進路を決めるきっかけになれば良いなと思います✨」
次に、真庭市教育委員会の「郷育魅力化コーディネーター」である、平田 勉(ひらた つとむ)さんにお話を伺ってみました✨

総社市出身の平田さんです😀
「わたしは、総社市の出身です。
真庭市の『郷育魅力化コーディネーター』に就いたばかりの頃、(環境に)慣れない私を、真庭地域の方たちはいろいろと助けてくれました。その方たちと『人とのつながり』を始めるところからスタートしました😀
真庭の生徒たちには、まずは自分の『ふるさと』である真庭地域のことをしっかり知ってもらって、『ふるさとのことを話せる生徒』になってほしいと思っています💡
生徒たちが、自分たちの住んでいる地域のことを知らないまま、社会に出ていくのはおかしいかな💦と思っています😢
今は、生徒たちに教える『カリキュラム』を見直して、地域のことをしっかり教えるようにしています✨
すると、
『自分が住んでいる真庭に、こんな魅力があるとは知らなかった😲
これからは、田舎こそチャンスがあるのではないか✨』
と言ってくれる生徒たちがあらわれてきました😲」
さまざまな方たちの思いが、生徒たちに届いて、徐々に効果が出てきているようですね✨
ここで「第2工場」の見学は終了し、ふたたび、バスに戻ります🚌💨
「真庭木材事業協同組合」の藤井さんより、バス車内でお話がありました🚌💨

みんなに説明する藤井さん😀
「先ほど見学した『第2工場』や、これから見学する『発電所』もですが、もともとは『それまでは捨てていたもの』をお金に換える』という目的でつくられました✨
みなさんは、例えば、自分の財布から1,000円を出して、何かを購入する時、やがて、その1,000円が誰の懐(ふところ)に入るかについて、考えたことはありますか💰❓
今日見学する『第2工場』や『発電所』は、『それまでは捨てていた木材』を『燃料チップ』にすることで『真庭にお金を落とそう✨』という取り組みなのです😀
実は、『第2工場』や『発電所』を運用することは、『環境の問題』に配慮するだけではなくて、『経済的なポイント』に配慮した取り組みでもあるのです✨」
順調にバスは進み、次の目的地の「真庭バイオマス発電所」に到着しました🚌💨
ここからは、2グループに分かれて、それぞれ見学します🔍

生徒たちに説明する、
発電所の中島さんと屋敷さん😀
発電所の事務所の前で、まずは「発電所のしくみ」についての説明を聞きます💡
屋敷さんは、ボードを持って「ガイドのサポート」をします✨

説明しているボードを掲げる屋敷さん😀
発電所内の施設の一部を紹介します💡
こちらは「木質燃料焚きボイラー発電設備」です✨
先ほど見学した「真庭バイオマス集積基地 第2工場」で加工した木でできた「燃料チップ」を焚いて(燃やして🔥)、
その熱で水を沸騰させ、
水蒸気でタービンを回して、
発電しています💡

「木質燃料焚きボイラー発電設備」の外観✨


「木質燃料焚きボイラー発電設備」
の階段をのぼる生徒たち😀
ここで、真庭バイオマスマイスターの屋敷さんに、いろいろとお話を伺ってみました♬

とびっきりの笑顔を見せてくれた屋敷さん😀
屋敷さんの下のお名前は
→大陽(たいよう)さんです🌞
Q 「なぜ『真庭バイオマスマイスター』の資格を取ろうと思いましたか❓」
A 「最初は、授業の一環で『真庭バイオマスツアー』のガイドをしました🚌💨
その時に『バイオマスマイスター』の資格があるなら、ぜひ取ってみたいと思いました✨
今までに、2~3回、バイオマスツアーのガイドをしたことがあり、場数も踏んできています🚌💨」
Q 「『場数を踏んでいる』ということですが、これから、どんなことに活かしていけそうですか❓」
A 「バイオマスマイスターに認定されて、場数を踏むと、人前で話す機会が多くなります💡
なので、知らない方たちに話す時に、以前は緊張していましたが💦、だんだんとその緊張がやわらいできました😀」
午前中の見学終了後は、みんなで「昼食の時間」です🍙✨
「真庭あぐりガーデン」に、事前注文しておいた、みんなのお弁当を受け取りにいきました🍱✨


箱を運ぶ藤井さん💡

みんなが乗っているバスまで運ぶ
藤井さんと山口さん😉
この後、みんなを乗せたバスは「真庭高校」に到着しました🚌💨

バスを降りる生徒たち😉
さぁ、これから「楽しい昼食の時間」です🍱♬♬

同じテーブルで一緒に昼食をとります😀
こちらのテーブルには、
平田さんもいます✨
楽しいお話に花が咲きます🌷🌷

しばし歓談です😀
最初は、なんとなくぎこちなかった「この日初めて出会った生徒同士」が、同じお弁当を同じ空間でいただくうちに、だんだんと打ち解けて来て♬♬、次第に会場のあちこちで、笑顔があふれだしました😀

メモを取っていた、
「倉敷古城池高校」
の生徒たちです✨
「中学校でSDG'sについて勉強したので、
バイオマスツアーに興味がありました💡」
「真庭の木材からつくったエネルギーで、
地域の電気がまかなえているのがすごいです✨」
と、笑顔で答えてくれました😀
交流会の開始前、
グループごとにゲームをして「ウォーミングアップ」です♬♬

みんなでゲームをして、
仲良くなりましょう♬♬
お待たせしました♬♬
さぁ、これから、
「真庭高校」と「倉敷古城池高校」の生徒たちの「交流会」の開始です♬♬

始まった「交流会」です✨
「銘建工業株式会社」の大越さんが
司会をつとめました😀
「銘建工業株式会社」の大越 健太郎(おおこし けんたろう)さんが説明します✨
「この日見学した『バイオマス発電所』は地元の企業が出資してできましたが、その筆頭株主が『銘建工業株式会社』です😲
つまり『バイオマス発電所』の親会社が『銘建工業株式会社』です😲」
ここで、大越さんから、会場のみんなにクイズです・・・💡
「さて、わたしの約25年前の前職はなんでしょうか❓」
① 卓球選手❓
② プロボクサー❓
③ プロボーラー❓
「3つの選択肢」が与えられ、自分たちが正解と思う答えに、それぞれ手を挙げてみました・・・✋

どんな仕事だろう❓」
みんなで一生懸命考えた後は、
正解と思う答えに「挙手」です🙋
正解は・・・💡
「プロボクサー」です😲😲😲
思わず、
「おぉ✨」
と会場からどよめきがわき起こりました😲😲😲

大越さんが実際に、
みんなの前で
「シャドーボクシング」を実演してくれました💨
クイズの答えが
「プロボーラー」だと思っていた取材陣のカメラは📷、
「シュッ、シュッ💨」と宙をうつ、
大越さんの軽やかな動きに、
ついていくことができません💦
大越さんのお話は続きます✨
「見学したのはつい数時間前ですが、午前中に見た見学の内容をみんなで考えてみましょうか❓」
1つ目のテーマ『本日の振り返り』
・新しく知ったこと
・印象に残ったこと
・ためになったこと
・疑問 などなど・・・
いろいろな感想を出し合って、まとめましょう💡

振り返ってみましょう✨
こちらのテーブルでも、「学校」の枠を超えて、
「真庭高校」と「倉敷古城池高校」の生徒たちが一緒に考えて、見学の内容を振り返っています💡

この日の「振り返り」です✨

一緒に考えていますね😄
さぁ、それでは、グループごとに発表です😀
発表の内容をいくつか紹介します♬♬

「倉敷古城池高校」の生徒が
発表します✨

たとえば、あるグループでは、次のような発表をしました😀
「新しく知ったこと」
・第2工場で回収している丸太は、細くて長いものや、虫に食べられているものも含まれている。いわゆる、市場ではあまり利用されていない「未利用材」も含まれている💡
・壊れた家で使用されていた木材は、回収しない⚠ なぜなら、木材以外の物質が含まれている可能性があるため。
・「燃料チップ」にする時は、乾燥した丸太を使用する。その理由は、湿気た丸太を加熱炉に入れると、火力が弱まってしまうため🔥
ほかのグループの発表も見てみましょうか😀

こちらでも、
「倉敷古城池高校」の生徒が
発表していますね😉
「新しく知ったこと」
・木の素材によって、電気を買い取る金額が変わる。
「未利用材」を燃やしてつくった電気💡
→→→1キロワットあたり32円+消費税👛、
「一般木材」を燃やしてつくった電気💡
→→→1キロワットあたり24円+消費税👛、
「建築廃材」を燃やしてつくった電気💡
→→→1キロワットあたり13円+消費税👛
・発電所では「木の葉っぱ」も燃やしている🔥
・木は乾燥させているが、
「(乾燥用の)専用の設備」を用意せずに「自然乾燥」に任せている。
「見学の感想」
・真庭の企業で協力してつくられた「バイオマス発電所」は、みんな、最初は不安だったと思うが💦、
今までは捨てられていた未利用材を「燃料チップ」にして、電気に替えて、多くの電気を地元でまかなっている。
このように「地域の期待」に応えて、しっかりと自然に優しい取り組みをしているのはとてもすごい✨と思った😲
さて、こちらのグループでは、どんな風に振り返ったのでしょうか❓

「見学の振り返り」をしました🔍
「見学の振り返り」
・燃料チップは、ぬれているより乾いている方が価値がある✨
・家を壊した時に出る木材は使わない💦
・今まで捨てられていた木材が電気にかわる💡
みんな、しっかりと見学の内容を振り返っていますね😲
次は、2つ目のテーマについて考えてみましょう✨
2つ目のテーマ『未来の真庭市』
・例えば、今ある問題を、どうやって解決するか❓
・「真庭市の未来像」とはどのようなものか❓
・今日見学したバイオマスから考えてもいいし、自由な発想で考えてみましょう✨

さきほどは「現在の真庭市」
について振り返ってみましたが、
今度は「未来の真庭市」
について、みんなで考えてみましょう😉
それぞれのテーブルで、いろいろなアイデアが飛び交っています📖

こちらのテーブルでは、
「大型商業施設の誘致」
を希望しているようですね😀
昨今、人口が減少している真庭市ですが・・・💦
「大型商業施設の誘致をしてはどうか❓」
という意見もあがっているようです💡

「倉敷古城池高校」の生徒たちが、
「学校」の枠を超えて、
活発に意見を交わします😄
同じテーマで話し合うことにより、
「学校」の枠を超えて、一体感が生まれますね✨
なごやかな雰囲気の中で進む「交流会」です♬♬

大越さんと生徒たちが
なごやかに話し合っていますね♬♬
右の奥側に座っている生徒は、
新しい発見があり🔍、
驚きの表情です😲

思わず笑顔がこぼれる
平田さんと生徒たちです😄
みんなを笑顔にさせる
意見が出たのでしょうか❓
「未来の真庭市」をつくっていくのは、まさに、今、会場にいる生徒たちかもしれませんね💡
今回の「交流会」で、
「真庭高校」と「倉敷古城池高校」の生徒たち同士の交流に重要な役割を果たしてくれた方々を、あらためて紹介します✨
まずは、司会をつとめた「銘建工業株式会社」の大越さんです😄

盛り上がらなかったら、どうしよう💦』
と不安に思っていましたが、
大いに盛り上がったので、
そんな心配の必要は全くなかったですね♬」
と大越さん😉
次は、「倉敷古城池高校」のコーディネーターである、古川 明(ふるかわ あきら)さんと、真庭市教育委員会の「郷育魅力化コーディネーター」である、平田 勉(ひらた つとむ)さんです✨
もともと、このお2人がお互いに知り合いだったことが「きっかけ」で、今回のツアーが計画されました😉

「生徒たちの交流」を大きく支えた、
古川さん(写真左)と平田さん(写真右)です✨
それでは、2つ目のテーマ「未来の真庭市」について、発表の内容をいくつか紹介します♬♬

発表します♬♬

発表の内容です✨
タイトルに
「未来の真庭~第2の首都 真庭をめざして~」
とありますね😉
「未来の真庭~第2の首都 真庭をめざして~」
・灰の再利用
→→→灰をセメントの材料にして、魚礁として利用する🐋
・商業施設の充実
→→→住みやすさがアップ🏢
・木材のオブジェ創設
→→→木材は燃やすだけではなく「オブジェ」としても使用できる
例:玉野市のオブジェ
・真庭の自然を使った、レジャーやスポーツ
→→→有名人を呼び込む👨👩
吉沢 亮さんの名前が、候補としてあがっていました😀
・交通の便を改善
→→→真庭まで、JR1本で行けるようにする🚃💨
・古民家を再生した「カフェ」をつくる☕
→→→カフェは、若い人に人気があるため、人が集まる✨
カフェの利用にあたっては、
「高校生割」(高校生対象の割引制度)もつくる🎫
・SNSを積極的に活用する
→→→国内だけでなく、外国にも視野を向ける🔍
ほかのグループの発表も、見てみましょうか✨

(上段の真ん中)→今回の発表内容🎤
です✨

「倉敷古城池高校」の生徒が発表します✨

どんな発表の内容でしょうか❓
「真庭の課題について」
・真庭の知名度が低いこと
(解決方法)
→→→①真庭に芸能人を呼ぶ👨👩
②真庭から有名人を輩出する👨👩
③「真庭ブランド」をつくる
・若者の流出がとめられないこと
(解決方法)
→→→①真庭の木材を使った、大型商業施設の建物を建設する🏢
②木材を使った、おしゃれなコンビニをつくる🏪
・林業従事者不足
(解決方法)
→→→①高校の授業に「林業男子」を呼ぶ
②「林業男子」を推す「林業女子」を呼んで、語ってもらう
③インターネット・SNSで宣伝する💻
・交通のアクセスがよくない
(解決方法)
→→→①真庭にアクセスできるバス・汽車を増やす🚌🚃
②学生全員に「電動自転車」を配付する🚴
・そもそも、真庭に来ようと思う「きっかけ」がない💦
(解決方法)
→→→なにかの「きっかけ」をつくることができたら良いのでは・・・💡
などなど・・・
さて、こちらのグループの発表は、どんな発表でしょうか❓

「学校」の枠を超えて
みんな笑顔で話し合っていました😉

アイデアを出し合った
「2校のコラボレーション✨」といえる
発表内容です🎤
「真庭の課題について」
・林業従事者が不足している💦
(解決方法)
→→→林業従事者の給料をアップする👛
・バイオマスの取り組みについての認知度がまだまだ低い💦
(解決方法)
→→→もっと認知度が高まるよう、宣伝する📢
・夜になると、周囲が暗い🌃
(解決方法)
→→→考え方を転換すると、 空やあたりが暗いからこそ、「星がきれい」だと言える💡それを活かし、「星がきれいな観光スポット」として、 利用したらいいのでは❓
などなど・・・
終始、なごやかな雰囲気に包まれた「交流会」でした✨

みんなに向けて
笑顔で発表する生徒です😀
今回のツアーを通して🚌💨、
「倉敷古城池高校」の生徒は、
真庭のこと、
たとえば、
「林業が盛んなこと」、「その木材を利用したバイオマス発電のこと」、「人口減少が進んでいること」などを知ることができました✨

「倉敷古城池高校」の生徒たち✨
一方、「真庭高校」の生徒は、
自分たちの住んでいる真庭のことを、真庭を知らない「倉敷古城池高校」の生徒に説明し、知ってもらうことで、再認識できました💡

「真庭の魅力」を再認識できましたね💡
さらに、
「倉敷古城池高校」の生徒から、
「バイオマス発電は地域の期待に応えて、しっかりと自然に優しい取り組みをしてるのはとてもすごい✨」
「木材は燃やすだけではなく『オブジェ』としても使用できる💡」
「古民家を再生した『カフェ』をつくり☕、『高校生割』もつくる🎫」
「真庭の木材を使ったおしゃれな商業施設やコンビニ🏪をつくることが若者の流出をとめることにつながる✨」
「真庭の『林業男子』を推す『林業女子』を呼んでSNSなどで宣伝することが林業従事者不足を解決する💡」
「夜になると周囲が暗いけど、逆に『星がきれいな観光スポット』として利用する✨」
などの意見をもらい、新たに真庭の魅力に気づき、知ることができたようです😉

ともに話し合っています😉
当日の楽しい様子が伝わってきますね♬♬

「ほんの一瞬」を切り取った写真からも📷、
当日の楽しさがあふれだしてきます😀
日常、当たり前のように身近にあるものの魅力には、なかなか気がつかないものです💦
「倉敷古城池高校」の生徒のような他者の目を通して、「真庭高校」の生徒が新たに気づき、そして「真庭の推しポイント」を知ったことはとても意義深いことですね✨

「真庭高校」と「倉敷古城池高校」の生徒たちです😀
最後になりますが✨、
今回のバスツアーを1日密着取材をすることで、とても大事なことに気づくことができました😀
今回のバスは、
「真庭」へ寄せる、みんなのさまざまな思いを乗せて走っていたのですね🚌💨✨

「倉敷古城池高校」の生徒たちが乗ったバスを見送る
「真庭高校」の生徒たち🚌💨
岡山県内には、
今回登場した「真庭高校」や「倉敷古城池高校」も含めて、魅力あふれた県立高校がたくさんあります😉
「おかやま県立高校情報ナビ」をぜひご覧くださいね✨